先週は利下げに後ろ向きなパウエル発言で一時円安が進むも、トランプ・ショックで円高に

 先週のドル/円は、0.25%の利下げを決めた7月31日の米FOMC(連邦公開市場委員会)の後、パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長が、さらなる利下げに後ろ向きな発言をしたことを受けて、円安(一時1ドル109円台)が進みました。ところが、その後トランプ・ショックで世界株安になると、リスクオフの円高(一時1ドル106円台)が進みました。

 ドル/円の動き:2018年1月2日~2019年8月2日

出所:楽天証券経済研究所