2019年の米国株相場は1998年と似ている
今後の米国株市場はどうなるのだろうか? 運用者の間では周知の事実だが、2019年の米国株式相場は1998年の米国株式相場と相似しており、1998年の相場をなぞる形で進行している。1998年相場が2019年相場の先行指標となっているのである。
これはチューダーファンドが昔よく使っていた「アナログモデル」という相場の将来予測方法である。今後もこの通り動くわけではない。しかし、8月の米国株式市場はヤバイという声が多い。
2019年(黒)と1998年(青)のS&P500の推移
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2019年のS&P500相場(上段)と1998年のS&P500相場(下段)
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1998年のS&P500相場は8月と10月のダブル底
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