3244 サムティ 東証1部

PER(株価収益率)7.3倍、PBR(株価純資産倍率)1.1倍、配当利回り4.5%

 7月3日発表の2019年11月期本決算予想は、2018年11月期比で営業利益+14.0%の160億円、経常利益+16.0%の135億円の増収、増益の見通しです。同社の業容は不動産業:不動産、不動産賃貸などです。

 直近3カ月の2019年3~5月期は、主力の不動産ファンド向け賃貸マンションシリーズなどの売却が進み、経常利益は100億円と四半期ベースの過去最高益を2.1倍も上回って着地しました。

 下値は2016年2月12日の880円を安値とする緩やかな上昇トレンド(A)の中になります。この中で2017年4月13日の1,026円を安値に急角度の上昇トレンド(B)を形成。2018年4月19日の2,338円、6月15日の2,317円、と二点天井をつけて、いったん上昇トレンド(B)を下に切り、8月21日の1,803円まで押し目を入れて反発。8月31日の2,450円まで上昇するものの、上昇トレンド(B)にアタマを抑えられ、半値以下の急落となりました。その後、12月25日の1,116円まで下げて自律反発し、2019年3月5日の1,583円まで上昇。その後、再下落となって4月12日の1,313円まで下げ、ここから短期の上昇トレンド(C)へ転換しています。

 そして、7月3日の好決算を受け、7月12日に1,772円まで上昇後、押し目をつけて、もみ合っています。