資産形成をするために行うための順序
最近では、節税効果のある「NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)」「iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)」の制度が注目されています。
ただ、投資に回すお金の余裕がなければ投資を続けることもできなくなります。逆に、資産を持っている人であれば、投資の選択肢に迷うでしょう。まずは、余裕資金(今後使う予定がある資金と生活費を除いた資金)を資産形成で貯めましょう。
具体的な資産形成については下記のようなやり方をおすすめしています。
1.家計を固定費(基礎生活費、住居費)と変動費に分ける
2.社会保障や勤め先の福利厚生を把握し、家計の無駄をなくす
3.貯金とは別に投資に回せる資金を確認する
4.自分に合った効率的かつ効果的な資産運用を探す
5.定期的に1~4のサイクルを見直しする
そして資産形成で重要なことは、できるだけ早いうちに始めて長期計画で行うこと、継続して行うこと、しっかりと将来必要なお金を検討することです。将来何にどのくらいのお金を使うかは人それぞれですが、一般的に大切なライフイベントにかかると言われる支出を把握しておくことも重要です。
支出 | 金額 |
---|---|
就職活動費 | 約14万円 |
結婚費用 | 約463万円 |
出産費用 | 約51万円 |
教育資金 | 約993万円/人 |
住宅購入費 | 約3,340万円 |
老後の生活費 | 約26万円/月 |
介護費用 | 約16万円/月 |
緊急資金 | 約60万円 |
※日本FP協会HP『主なライフイベントにかかる費用の目安』より作成 |