2267 ヤクルト本社 東証1部

PER(株価収益率)29.9倍、PBR(株価純資産倍率)3.1倍、配当利回り0.7%

 5月14日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+5.8%の485億円、経常利益+4.2%の595億円の3期連続の増収、増益の見通しです。

 2016年9月30日の4,510円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2017年11月9日の9,640円を一番天井、2018年1月23日の9,320円を二番天井にして下落に転じ、上昇トレンド(A)を切って、2018年7月3日の6,910円で底打ちとなりました。

 この後、上値は9,500円水準、下値は7,000円水準とするボックス圏の相場となり、2018年9月28日の9,450円まで上昇後、このボックス圏の中で下降トレンド(C)へ移行。この下降トレンド(C)の中で、2019年2月4日に6,990円とボックスの下限まで下げていったんの反発となりました。

 ここから2019年の3月18日の7,860円まで上昇後、ここを当面のピークにして下落。ボックス圏の下限である7,000円を一気に切って6月3日の6,040円まで下落しました。
この水準は2017年の4月20日の安値6,060円の水準であり、ここからいったん反発となってもみ合い、7月5日に6,580円で買い転換となっています。

 ここから安いところは短期のリバウンドの押し目買い有利となりますが、7,000円水準から上はボックス圏を下放れしたところです。