9468 KADOKAWA 東証1部

PER(株価収益率)26.1倍、PBR(株価純資産倍率)1.0倍、配当利回り1.4%

 5月14日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+99.5%の54億円、経常利益+47.4%の62億円と2期連続の増収、増益の見通し、当期利益は今期黒字転換の予想です。

 2014年11月19日の2,180円を高値にして下降トレンド(A)を形成。この中で2017年1月30日の1,771円を高値に、角度の大きい下降トレンド(B)へ移行しました。

 この下降トレンド(B)の中で、2018年3月28日の1,057円まで下落して、その後1,200円を挟んでもみ合い、11月29日の1,427円まで上昇しました。ここから12月25日の1,051円で底打ちし、2019年2月15日の1,076円を二番底にして上昇トレンド(C)へ転換。5月14日の好決算を受けて、5月24日の1,495円まで上昇後、もみ合っています。

6395 タダノ 東証1部

PER(株価収益率)12.3倍、PBR(株価純資産倍率)1.0倍、配当利回り2.5%

 4月26日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+10.5%の175億円、経常利益+12.2%の175億円の2期連続の増収、増益の見通しです。

 2015年8月5日の2,075円を高値に下降トレンド(A)を形成し、この中で2016年7月8日の785円で底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この上昇トレンド(B)の中で2018年1月15日の2,147円で高値更新。ここをピークに急角度の下落となり、10月30日の1,015円まで下落。いったん12月3日の1,398円まで自律反発しました。しかし再下落となって12月25日の907円まで下落。ここから上昇トレンド(D)となり、12月3日の1,398円の高値からの下降トレンド(C)で三角もち合いの形に。2019年6月3日の1,009円を安値に煮詰まり、6月24日の1,112円で上放れとなっています。

2267 ヤクルト本社 東証1部

PER(株価収益率)29.9倍、PBR(株価純資産倍率)3.1倍、配当利回り0.7%

 5月14日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+5.8%の485億円、経常利益+4.2%の595億円の3期連続の増収、増益の見通しです。

 2016年9月30日の4,510円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2017年11月9日の9,640円を一番天井、2018年1月23日の9,320円を二番天井にして下落に転じ、上昇トレンド(A)を切って、2018年7月3日の6,910円で底打ちとなりました。

 この後、上値は9,500円水準、下値は7,000円水準とするボックス圏の相場となり、2018年9月28日の9,450円まで上昇後、このボックス圏の中で下降トレンド(C)へ移行。この下降トレンド(C)の中で、2019年2月4日に6,990円とボックスの下限まで下げていったんの反発となりました。

 ここから2019年の3月18日の7,860円まで上昇後、ここを当面のピークにして下落。ボックス圏の下限である7,000円を一気に切って6月3日の6,040円まで下落しました。
この水準は2017年の4月20日の安値6,060円の水準であり、ここからいったん反発となってもみ合い、7月5日に6,580円で買い転換となっています。

 ここから安いところは短期のリバウンドの押し目買い有利となりますが、7,000円水準から上はボックス圏を下放れしたところです。

 

3276 日本管理センター 東証1部

PER(株価収益率)14.3倍、PBR(株価純資産倍率)3.7倍、配当利回り3.1%

 5月13日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益▲22.9%の22億円、経常利益▲22.9%の22億円と減収、減益の見通しです。同社の業容は、不動産:不動産、加盟店収入などです。

 2015年8月12日の2,370円を高値とし、11月11日の1,065円を安値とする大きな三角もち合い(A)の中で、2018年4月6日の1,755円を戻り高値に、下降トレンド(B)を形成して三角もち合い(A)を下放れしました。

 この下降トレンド(B)の中で、2018年2月13日の723円、2019年3月7日の709円と二点底をつけて、短期の上昇トレンド(C)となるも、6月7日の1,223円で三角もち合い(A)の下値ラインにアタマを抑えられ、もみ合った後、6月27日に1,128円で売り転換となっています。

5982 マルゼン 東証2部

PER(株価収益率)13.1倍、PBR(株価純資産倍率)1.3倍、配当利回り1.2%

 4月5日発表の2020年2月期本決算予想は、2019年2月期比で営業利益+0.2%の45.27億円、経常利益+0.2%の49.52億円の5期連続の増収、増益の見通しです。

 2012年9月6日の517円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ上昇トレンド(A)へ移行し、2016年3月1日の900円を安値に急角度の上昇トレンド(B)となりました。

 この中で2018年1月18日の2,900円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(C)を形成しました。この下降トレンド(C)の中で、下値を2018年の8月28日の1,966円、12月25日の1,824円、2019年3月11日の2,022円を三点底とし、上値では10月9日の2,470円、2019年1月31日の2,410円、5月29日の2,397円を三点天井として、チャートで見ると1,950~2,410円のボックス相場となっています。