本日の注目通貨
ドル/円:107円台で低迷
週明けのドル/円は頭が重い。
東京時間に発表された中国の鉱工業生産や小売売上高が強く、107.80円を安値に108.11円まで買われましたが、同時に発表された4-6月期GDP(国内総生産)が27年ぶりの低水準だったことで上昇も限定的。108円台を維持できずにじり安状態。
先週のドル/円は、108.99円まで上昇するなど勢いがありましたが、後半からは失速気味。パウエルFRB議長の議会証言で、今月末の利下げが決定的となったことがドル/円のセンチメントに影響しているようです。
ユーロ/ドル:上昇力に欠ける
ドル安の流れに乗って、週明けのユーロ/ドルは1.1284ドルまで上昇。しかし、1.1300ドルの大台の手前では売りが強く突破できませんでした。
ECB(欧州中央銀行)は今月、FOMCに先んじて利下げを発表するとみられています。ユーロ買い(ドル売り)積極的になれない理由です。