ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)

出所:トムソン・ロイター(現地6月28日まで過去1年間)

 5位はまたしても直近IPOを行った銘柄がランクイン。ここまで多くのIPO銘柄が売買ランキング上位に入ってくるというのは、なにかこう世代交代が起きているような印象を受けますが、こちらのズーム・ビデオ・コミュニケーションズは「Zoom」というWeb会議システムを手がけている企業です。Web会議システムというとシスコの会議システムや、Skypeなどが思い浮かびますが、現在はこの「Zoom」という新しいものが急速に広まっています。

 私も実はこの「Zoom」は何度か使ったことがありますが、確かに使いやすく「洗練している感」があります。最も使われている検索サイトがヤフーからグーグルへと移ったように、Web会議システムは「Zoom」へと世代交代が行われているのかもしれません。

今後の動向について

 G20は急遽開催された米朝首脳会談など見どころいっぱいのイベントでしたが、ひとまず対中関税が一旦見送りとなったことから、次の焦点は今月末に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)と、今月中旬から始まる4-6月期決算シーズンの行方でしょうか。

 7月最初の週は4日のアメリカ独立記念日の関係で市場関係者の多くが休暇に入りますので、おそらく今月前半は閑散相場が続き、相場は膠着モードに入るのではないかと思っていますが、後半は決算を含めイベントラッシュですので、嵐の前の静けさとなるかもしれません。

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