スラック・テクノロジーズ(WORK)

出所:トムソン・ロイター(現地6月28日まで過去1年間)

 スラック・テクノロジーズは企業向けのビジネスチャットツールを手がける企業です。私も使ったことはありませんが、どうやらその「Slack」というソフトはeメールに対するLINEやMessengerのような存在で、非常に便利なツールのようです。

 ちなみにスラックは「直接上場」という珍しい形で上場を行ったので、通常のIPO(新規公開株)のような「公募価格」がないため上場後の値動きについて評価が難しいところがありますが、上場時の「参照価格」が26ドルだったことを考えると、ひとまずは底堅い値動きと言ってもいいかもしれません。

マイクロソフト(MSFT)

出所:トムソン・ロイター(現地6月28日まで過去1年間)

 4位はおなじみマイクロソフトです。6月25日にはウォール・ストリートのアナリストの一人が「マイクロソフトのAzureは、アマゾンのAWSではない(AWSのような成功はクラウドサービスで収められないだろう)」などと慎重な見方を示し、株価が押される場面もありましたが、大きく崩れることはなく、引き続き非常に堅調な値動きとなっています。