今日は、2種類の高配当利回り株をご紹介します。攻めの6銘柄と、守りの6銘柄です。

(1)攻め・守りの意味

 本レポートでは、景気敏感業種(自動車、機械、総合商社、化学など)から選ぶ株を「攻めの銘柄」、景気変動の影響が比較的小さい業種(通信、食品、医薬品、大手銀行など)から選ぶ株を「守りの銘柄」と呼びます。守りの銘柄は、株式市場で、「ディフェンシブ株」と呼ばれることもあります。

 攻めの銘柄は値動きが荒く、下げる時は大きく下げ、上げる時には大きく上げる傾向があります。

 これに対し、ここで守りの銘柄と呼ぶものは、攻めの銘柄より価格変動が小さくなる傾向があります。ただし、株である以上、値上がり値下がりはします。あくまでも、相対的に値動きが小さいというだけですので、ご注意ください。