本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは108.94円
↓下値メドは107.26円
今朝の天気マークは「雨」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
ドル下落は思ったより深刻?
ドル/円はNY市場で一時107円台まで下落。週明けのドル/円は先週末からの円高の流れを継ぎ上値の重い雰囲気でスタートしました。高値は108.44円までと低く、NY時間午後にはついに108円を割り、107.88円まで下落。
ドル下落の引き金は、トランプ政権の通商政策が世界をリセッションに陥れる不安が強まっていること。トランプ米大統領は先週、不法移民を理由に対メキシコ制裁関税を表明。関税問題が中国からメキシコまで拡大するなか、ブラード・セントルイス連銀総裁が、米国経済も危ういのだと、「米利下げ」の可能性に言及したことがドル/円を加速させました。
今日の東京時間のハイライトは、RBA(豪準備銀行)会合。豪の政策金利は0.50ベーシスポイント引き下げられ1.25%になる見込みです。ただし今回の利下げは織り込み済。RBAが続いて8月にも利下げするかが注目点になっています。ロウRBA総裁のスピーチに注意。世界は「低金利時代」に逆戻りです。
毎ヨミ!FXトップニュース(6月3日)
3日のドル/円のNY市場の終値は108.07円
31日の終値に比べ0.25円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「雨」です。
各国・各通貨トピックス
ドル:
ブラード・セントルイス連銀総裁「近く利下げが適切になる可能性」
ポンペオ国務長官「中国に対する期待は打ち砕かれた」
全米商工会議所がメキシコ関税に猛反対、ホワイトハウス提訴も検討
メキシコ制裁関税は、GMやフォードに対する制裁と同じ
ユーロ:
メルケル首相、トランプ大統領を批判。ハーバード大学の卒業式スピーチ
プラートECB(欧州中央銀行)理事「保護主義のスパイラルは大災害になる」
NY株式市場:
司法省の反トラスト捜査でアップル、グーグルなどが急落
ユーロ:
イタリアのコンテ首相「各党が協力しないなら、辞任する」
トランプ大統領のメキシコ関税は、メルケル首相のスピーチが引き金か?
ノルウェークローネ:
ノルウェー中央銀行が強気。6月利上げか
ノルウェーが日本との自由貿易協定に意欲。水産物の輸出拡大目指す
その他:
WHO(世界保健機関)、「ゲーム依存症」を疾病として認める
コンゴのエボラ熱犠牲者、1,000人超える。致死率は50%