今週の「勝ち組 負け組」
最もパフォーマンスが良かった通貨ペアはどれか?
8日(月曜)の始値に比べて11日(木曜)の終値がどれだけ上昇したか、ランクづけしたのが下のチャートです。
8日(月曜)の始値でロングエントリーして、11日(木曜)の終値でクローズした場合、いちばん収益が大きかった通貨ペアは「ドル/スイス」の+0.32%でした(ドルの買い/スイスフランの売り)。
逆に、いちばん収益がマイナスだった通貨ペアは「スイス/円」の▲0.37%。(スイスフランの買い/ドルの売り)。ドル/円はわずかにマイナス(▲0.03%)という結果でした。
英国のEU離脱問題が、半年延期ということにいったん落ち着き、合意なき離脱のリスクが減ったことで、逃避先通貨として買われていたスイスフランの需要が減ったことが理由と考えられます。スイス/円の買いはいちばん収益が悪かったのですが、反対にスイス/円を売っていたのなら、もっとも収益が高かったことになります。
1位はドル/スイス、2位はユーロ/ドルなので、総合的に最もパフォーマンスが高い通貨ペアは、ユーロ/スイス(ユーロ買い/スイス売り)ということになります。