1973(昭和48)年4月12日

祝日法改正

 

 1973年4月12日、祝日法(国民の祝日に関する法律)が改正され振替休日が誕生しました。

 祝日法とは、1948(昭和23)年7月20日に公布され、即日施行された日本の法律です。

 全三条からなる祝日法では、「祝日は自由と平和を求めてやまない日本国民が、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日である」と定義されています。

 2019年、皇太子さまが新天皇に即位される5月1日と、新天皇即位を公に示す「即位礼正殿の儀」が行われる10月22日を、今年に限り祝日とする法律が2018年、年末の参議院本会議で、賛成多数で可決、成立しています。

 祝日法では祝日と祝日の間の日も休みとなるため、祝日法の規定により、4月27日から5月6日までが10連休の大型連休となり、これにより祝賀ムードを盛り上げようという狙いもあります。

 昭和の日(4月29日)は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」、海の日(7月第3日曜)は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」、また秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」など、祝日にはそれぞれに持つ意味があります。その意味に思いをはせながら祝日を迎えるのも一興かもしれません。

 

1973 年4月12 日の日経平均株価終値は

4,793円64 銭

ライター FIX JAPAN 前沢ともあき