3.国内ユニクロ事業の収益性
一方、国内ユニクロ事業の営業利益は伸び悩んでいます。下のグラフは、国内ユニクロ事業の業績ですが、売上高が増加している一方、営業利益は収益性の低下により低迷しています。収益性低下の要因は原価高や天候不順にありました。
国内ユニクロ事業の営業利益は伸び悩み中
-国内ユニクロ事業の業績推移-
しかし、2018年8月期は営業利益が回復傾向となりました。足元では、RFID(ICタグ)を使った店舗運営の効率化が図られ、中期的には有明に続く自動倉庫の建設も進む見通しです。こうしたIT投資が実を結び、国内ユニクロ事業の収益性が高い水準で安定化することが望まれます。