S&P500(日足)リーマンショック時の2007年~2009年と波動カウント
日経平均(月足)
日本は90年代から金融緩和や公共事業を山ほどやってきた。それは一時的な景気のカンフル剤にはなっても、経済のトレンドを変えるものではないということは日経平均のチャートが証明している。現在、アベノミクス相場のサポートラインの攻防中。
恐怖と欲望指数
CNNのFear&Greed Index (恐怖と欲望指数) は、投資家心理の7つの指標を分析し、市場の欲望と恐怖の度合いを示した指数である。Fear&Greed Index (恐怖と欲望指数) は12月26日現在4で市場の極端な弱気を示唆している。12月25日には2まで下がっていた。
Fear&Greed Index (恐怖と欲望指数) 12月26日現在
Fear&Greed Index (恐怖と欲望指数) の過去の推移(2016年~2018年)
筆者の知人のN氏によると、アルゴリズム系のファンドの中には、CNNのFear&Greed Index (恐怖と欲望指数) を相場の押し目買いポイントとして使っているところが多いのだという。NYダウの週足にFear&Greed Index (恐怖と欲望指数) が極端な弱気となったところをプロットしてみると、以下のようなチャートが出来上がる。
NYダウ(週足)とFear&Greed Index (恐怖と欲望指数) が極端な弱気になったポイント
相場は恐怖と欲望という2つの感情で動く。どのような感情が今市場を支配しているのか?CNNMoneyのFear&Greedインデックスはそれを明確に教えてくれる指標である。Fear&Greed Index (恐怖と欲望指数)は以下の7つの指標から構成されている。