7513 コジマ 東証1部

 10月10日発表の2018年8月期本決算は、営業利益+54.7%の42.48億円、経常利益+39.2%の44.75億円で着地。

 2019年8月期本決算予想は、2018年8月期比で営業利益+13.0%の48.0億円、経常利益+11.7%の50億円と4期連続の増収・増益の予想。業種:小売業(音響映像商品、家庭家電製品、情報通信機器製品)。

 2012年10月10日の193円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年7月23日の426円の高値でいったんピークとなり下降トレンド(B)へ移行しました。

 2016年2月12日の217円、9月21日の213円を二点底にして上昇トレンド(C)へ転換。この上昇トレンド(C)の中で、今年3月26日の320円の安値から大幅上昇し、今年7月12日の590円の高値をつけました。ここをピークに9月6日の453円まで押し目を入れ反発。10月15日の547円まで戻るものの、日経平均株価の大幅下落にツレ安し10月24日の472円まで下げているところです。

 

5301 東海カーボン 東証1部

 8月7日発表の2018年12月期本決算予想は、2017年12月期比で営業利益+544.3%の740億円、経常利益+462.3%の745億円の増収・増益の見通し。5月28日時点の予想を上方修正。
・炭素製品大手でタイヤ用カーボンブラック国内トップ
・中国で黒鉛電極の需給逼迫で市況急回復
・8月7日の決算時に業績の上方修正発表

 長い安値圏でのもみあいの後、2016年8月3日の236円を底値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2017年4月17日の438円の安値から、やや角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で、今年6月4日に2,373円まで上昇。高値圏で2,000円をはさんだもみあいの後、10月2日に2,353円の二番天井をつけて、日本株の大幅下落にツレ安し大きく下げています。現時点では業績に問題はないため、下げすぎのリバウンド狙いを考えたい場面です。

 

4215 タキロンシーアイ 東証1部

 8月1日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+2.8%の86億円、経常利益+3.6%の85億円の4期連続の増収・増益の見通し。業種:化学(建築資材、環境資材、高機能資材、機能フィルム)。

 2012年11月13日の262円を安値に、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年12月22日の635円の高値をつけて、いったん調整入りとなりました。2016年7月8日に439円、8月23日の446円、11月9日の451円と順上げの三点底をつけて急角度の上昇トレンド(B)へ移行しました。

 上昇トレンド(B)の中で、2017年11月14日の852円でピークをつけ、下降トレンド(C)へ転換。この下降トレンド(C)の中で今年7月6日の551円でいったん底打ち。下降トレンド(C)を上に抜けて、8月10日の697円まで上昇しましたが再び下落。二番底を探す形となり、10月26日に554円まで下げてもみあっているところです。

 

6136 オーエスジー 東証1部

 10月10日発表の2018年11月期本決算予想は、2017年11月期比で営業利益+20.2%の230億円、経常利益+20.1%の230億円の2期連続の増収・増益の見通し。7月10日時点より営業利益、経常利益とも上方修正。
営業利益220億円→230億円
経常利益220億円→230億円

 2015年7月21日の2,939円を高値に下降トレンド(A)を形成。この中で2016年2月12日の1,725円まで下げていったん反発し、下降トレンド(A)を上に抜けて3月29日の2,129円まで反発しました。

 しかし、ここを戻り高値として再下落。7月8日の1,544円で底打ちとなって上昇トレンド(B)へ転換しました。この中で2017年9月25日の2,587円まで上昇後、上昇トレンド(B)を下に切りました。12月8日の2,161円まで押し目を入れた後、急反発。2018年1月23日の2,949円まで上昇し、2015年7月21日の2,939円の高値を更新しました。

 その後、材料出尽くしとなって下落に転じ、7月5日の2,180円まで下落。その後、今年10月2日の2,672円まで戻しました。日経平均の大幅な下げに連動し、10月26日の2,166円まで下げて反発しているところです。

 

8070 東京産業 東証1部

 10月29日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+9.2%の24億円、経常利益+7.1%の25億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2012年11月13日の243円を安値に、アベノミクス相場にサポートされて中長期では上昇トレンド(A)の中にあります。この中で243円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)を形成。2015年8月8日の580円、10月26日の570円と二点天井をつけて調整入りとなり、2016年6月24日の337円まで下落しました。

 この337円から再び角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行し、この中で今年の10月2日の844円で当面のピークをつけ、日経平均にツレ安して急落となりました。10月26日の582円まで下げてリバウンドに入っています。