7846 パイロットコーポレーション 東証1部

 8月8日発表の2018年12月期本決算予想は、2017年12月期比で営業利益+5.1%の210億円、経常利益+2.1%の210億円の増収・増益の見通し。一昨年(2016年12月期)までは、5期連続の増収・増益。

 2015年8月18日の6,720円をピークに調整入りとなり、9月8日の4,795円まで下げて三点底をつけ11月24日の5,700円まで反発。しかし、ここから2016年2月12日の3,400円まで下落。その後、中期の三角保ち合い(A)となり、この煮詰まったところで2017年4月17日の4,200円を安値に上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で今年の10月2日に2015年8月18日の6,720円を更新し、7,000円の高値をつけましたが、その後大幅下落となっています。

 

6387 サムコ 東証1部

 9月10日の2019年7月期本決算予想は、2018年7月期比で売上高64億円(+17.1%)、経常利益9.5億円(+48%)と大幅な増収・増益の見通し。業種:機械(CVD装置、エッチング装置、洗浄装置など)。

 2012年9月6日の450円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年3月31日の1,470円まで上昇後、ここをピークに下降トレンド(B)入りとなりました。

 この下降トレンド(B)の中で、2016年2月12日の725円を一番底、6月24日の738円を二番底にして上昇トレンド(C)へ転換。この中で、おおよそ1,150~1,450円のボックス相場の動きとなりました。直近では今年10月2日に1,488円をつけ、2014年3月31日の1,470円を更新。その後、世界的株価の暴落にツレ安し、10月11日の1,210円まで下げて反発しかかっています。

 

 

4046 大阪ソーダ 東証1部

 8月6日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+9.3%の80億円、経常利益+9.6%の82億円の増収・増益の見通し。業種:化学(基礎化学品、住宅設備)。

 2012年10月12日の985円(併合前197円)を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ2013年2月15日の1,240円(併合前248円)から上昇トレンド(A)へ移行しました。

 この上昇トレンド(A)の中で、2016年8月31日の1,925円(併合前385円)の安値から、角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行。この中で今年の6月6日の3,370円、7月11日の3,365円とダブル天井に近い形となって下落しました。8月14日の2,873円まで下げて反発しましたが、上昇トレンド(B)の下値ラインにアタマを押さえられ、8月30日の3,225円まで上昇して再下落となっています。

 

5471 大同特殊鋼 東証1部

 7月27日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+0.8%の365億円、経常利益+2.4%の370億円の連続の増収・増益の見通し。4月27日時点の見通しと変わらず。

 2015年5月28日の6,090円(併合前609円)の高値からの下降トレンド(A)の中で2016年6月27日の3,300円(併合前330円)で底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で2017年11月9日の7,490円でピークをつけ、高値圏でもみあった後、今年の1月9日の7,340円を二番天井にして下降トレンド(C)へ転換。その後、3月26日の5,210円まで下げました。ここから5月1日の6,050円まで自律反発。角度のゆるやかな下降トレンド(D)へ移行しました。この下降トレンド(D)の中で9月12日の4,655円を安値に反発し、下降トレンド(D)を上に抜けて10月4日の5,640円まで上昇したところで世界株安にツレ安し、大きく下げています。

 

6013 タクマ 東証1部

 8月8日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+3.7%の104億円、経常利益+3.1%の110億円の増収・増益の見通し。
2012年5月17日の302円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇し、2014年1月20日の1,119円の高値をつけました。ここから反落となり2014年8月8日の605円まで下落。

 ここから短期の上昇トレンド(A)へ転換し、2015年12月3日の1,089円、2016年3月23日の1,114円と二点天井をつけた後、6月24日の760円まで押し目を入れ、再び上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で、2017年11月13日の1,710円、12月25日の1,650円と二点天井をつけて大きく反落。その後、今年の3月26日に1,092円まで下げて再上昇し、9月28日の1,550円まで反発したところで世界的株安にツレ安しています。