2651 ローソン 東証1部

 7月11日発表の2019年2月期本決算予想は、2018年2月期比で営業利益▲8.8%の600億円、経常利益▲12.5%の570億円と2期連続の減収・減益の見通し。

 業績は今一つですが、チャートでは2014年3月20日の6,390円に対する二番底を今年の7月12日に6,350円でつけており、悪材料は織り込んだ可能性もあります。下げ過ぎの水準訂正狙いの場面と考えます。

 2014年3月20日の6,390円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2016年2月3日の1万280円の高値をつけて本格調整入り。上昇トレンド(A)を切って5月2日の8,270円まで下げた後、6月9日の9,100円まで自律反発しましたが、8月31日の7,080円まで再び下落しました。

 ここから上値を9,100円、下値を7,080円とする下向きの先細三角形の下げ形となり、この中で2017年12月18日の7,950円を高値に角度の大きい下げトレンド(C)に。今年の7月12日の6,350円、9月7日の6,400円と二点底をつけて反発となって10月3日に7,020円で買い転換。その後、押し目を形成しています。

 

6334 明治機械 東証2部

 8月7日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+185.5%の5.11億円、経常利益+157.3%の4.94億円の増収・増益の見通し。業種:機械(産業機械関連、太陽光関連)。

 2014年3月25日の113円を安値とし、7月28日の325円を高値とする三角保ち合い(A)の中で、2016年6月24日の121円を安値に上昇トレンド(B)へ移行。その後、三角保ち合いを上放れて、2017年6月8日に685円のピークをつけました。

 ここから下降トレンド(C)へ転換し、この中で今年の8月16日の256円で底打に。8月20日に416円まで上昇し、8月21日に365円まで押し目を入れました。その後、下降トレンド(C)を上に抜けて8月26日に455円に。ここから9月7日の380円まで押し目を入れ10月2日に409円で買い転換となっています。

 

1861 熊谷組 東証1部

 8月9日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+4.2%の240億円、経常利益+5.8%の240億円の増収・増益の見通し。5月14日時点の見通しと変わらず。

 2012年11月14日の670円(併合前67円)を安値に、アベノミクス相場にサポートされ2013年10月28日の3,570(併合前357円)まで上昇。その後、いったん調整入りとなりました。2014年1月7日の3,180円(併合前318円)の戻り高値のあと、2月4日の2,250円(併合前225円)まで押し目を入れ三角保ち合い(A)を形成しました。この中でもみあって上放れとなり、9月4日の4,200円(併合前420円)に。

 その後、ゆるやかな下降トレンド(B)となり、その途中で2015年10月14日の4,110円(併合前411円)の高値から下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)の中で、2016年2月29日の2,220円(併合前222円)で底打ちとなり、11月9日の2,510円(併合前251円)を二番底に上昇トレンド(D)へ転換。

 この中で今年の5月17日の3,995円、7月27日の3,995円とダブル天井をつけて下落となり、上昇トレンド(D)を切って9月6日の2,776円の安値をつけて反発。9月13日に2,922円で買い転換となっています。

 

3630 電算システム 東証1部

 7月30日発表の2018年12月期本決算予想は、2017年12月期比で営業利益+1.0%の13.1億円、経常利益+0.7%の13.45億円と3期連続の増収・増益の見通し。

 2012年11月16日の544円(分割前1,088円)を安値に、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この上昇トレンド(A)の中で2015年9月10日の2,670円でピークをつけ、ここから急角度の下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で2016年2月12日の1,253円で底打ちし、反発。その後、下降トレンド(B)を上に抜け、6月24日の1,350円を二番底にして上昇トレンド(C)へ転換しました。

 この上昇トレンド(C)の中で2017年10月16日の2,193円まで上昇。今年2月14日の1,821円まで押し目を入れ、下値を切り上げる形となっていました。しかし上値ラインである2,183円を上放れし、9月26日に2,345円まで上昇して再び押し目となっています。

 

6436 アマノ 東証1部

 7月27日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+4.5%の150億円、経常利益+4.2%の157億円の増収・増益の見通し。4月25日時点の見通しと変わらず。
2014年5月8日の940円を安値とする上昇トレンド(A)の中になります。この中で2016年8月22日の1,447円を安値に、急角度の上昇トレンド(B)を形成。今年1月17日の3,170円の高値をつけて、いったんピークに。その後、下降トレンド(C)へ転換しました。

 この下降トレンド(C)の中で8月20日の2,168円まで下げて反発。9月14日に2,370円で買い転換となり、9月25日の2,462円まで上昇。もみあっているところに世界的株安で急落。10月11日に2,063円まで下げて反発しているところです。2,000円を切らなければ2,063円は2017年4月14日の2,016円に対する二番底となる可能性があります。