6881 キョウデン 東証2部

 8月9日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+31.6%の40億円、経常利益+22.7%の39億円の6期連続の増収・増益の見通し。業種:電気機器(電子、工業材料)。

 2014~2016年5月の初め頃まで200円をはさんだ上下40円ほどのボックス圏のもみあいが続いていましたが、2016年の5月6日の215円を高値に下落となって下放れ。6月24日の132円で底打ちとなりました。その後、6月24日の132円を底値に上昇トレンド(A)を形成。

 この中で2017年4月13日の207円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、この中で9月19日の527円の高値をつけました。その後、11月10日の391円まで押し目を入れ、ゆるやかな上昇トレンド(C)となりました。この上昇トレンド(C)の中で、今年の7月5日の463円の安値から再び角度の大きい上昇トレンド(D)に変化。この中で9月3日の760円の高値をつけ9月19日の607円まで押し目を入れ、9月28日の666円で買い転換となっています。

 

1814 大末建設 東証1部

 8月10日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+53.0%の39.80億円、経常利益+51.0%の39.70億円の増収・増益の見通し。

 2012年9月6日の410円(併合前41円)を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2013年10月30日には1,570円(併合前157円)まで上昇しました。ここをピークに下降トレンド(A)入り。この中で2015年8月25日の682円の安値をつけて、12月2日の1,077円まで反発するものの再下落。2016年2月12日の669円まで下げ、ここから上向きの先細三角形(B)となりました。

 この中で今年3月26日の1,003円を安値に上放れとなり、6月18日の1,453円の戻り高値をつけたあと調整入り。9月12日に1,203円まで下げて上向きの先細三角形(B)の上値斜線にサポートされて反発しかかっています。

 

1827 ナカノフドー建設 東証1部

 8月9日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+17.3%の50億円、経常利益+15.7%の53億円の増収・増益の見通し。5月11日時点の見通しと変わらず。

 2013年8月30日の196円、2014年2月4日の206円を2点底にして上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年8月19日の856円、10月22日の797円、12月2日の795円と三尊天井をつくって下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で2016年7月8日の380円、8月8日の387円とダブル底に近い形に。

 ゆるやかな上向きのもみあいのあと上放れとなり、12月15日の680円まで上昇しました。その後、2017年2月7日の537円を安値にして3月10日の715円まで反発した後は、700円台を上値抵抗ゾーンにして下値を切り上げる上向きの直角三角形となりました。この三角形の煮詰まってきたところで9月25日に708円で買い転換となっています。

 

6409 キトー 東証1部

 8月10日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+17.1%の55億円、経常利益+34.5%の51億円の2期連続の増収・増益の見通し。5月15日時点の見通しと変わらず。

 2015年6月4日の1,335円の戻り高値からの下降トレンド(A)の中で、2016年2月15日の681円で底打ちとなり、7月8日の750円を二番底にして上昇トレンド(B)へ転換しました。

 この上昇トレンド(B)の中で、今年5月23日2,787円まで上昇し、当面はここをピークに調整入りとなりました。7月23日の1,983円まで下げて反発。8月15日の2,359円、8月30日の2,290円と2点天井をつけて再下落し、9月14日の1859円の安値をつけました。ここから戻りに入って9月28日に2,093円で買い転換となっています。

 

5202 日本板硝子 東証1部

 8月2日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+15.0%の410億円、経常利益+8.2%の240億円と3期連続の増収・増益の見通し。5月11日時点の見通しと変わらず。

 2012年8月7日の530円(併合前53円)を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。2014年1月10日の1,570円(併合前157円)でピークをつけ、上昇トレンド(A)を切って10月17日の940円(併合前94円)まで下落。ここから反発となり2015年6月4日の1,470円(併合前147円)まで戻すものの二番天井となって下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2016年2月12日の640円まで下げた後、ゆるやかな上昇トレンド(C)に。

 今年3月26日の777円を安値に短期の上昇トレンド(D)となって、ゆるやかな上昇トレンド(C)を上放れすると同時に下降トレンド(B)を上に抜け、10月4日には1,275円で2回目の買い転換が出ています。