5480 日本冶金工業 東証1部

 7月30日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+127.9%の95億円、経常利益+133.3%の79億円の3期連続の増収、増益の見通し。いずれも5月8日時点の見通しから営業利益84億円→95億円、経常利益68億円→79億円に上方修正。

 2012年9月5日の62円の底値から、11月中旬のアベノミクス相場にサポートされて、2013年5月22日の161円まで上昇。6月7日の105円まで押し目を入れた後、急騰し、9月24日に400円の高値をつけました。

 ここから2014年2月4日の225円まで下げて、三角保ち合い(A)となり、煮詰まったところで下放れし、2016年2月12日の94円で底打ちとなりました。そして、ここから5月11日の162円まで自律反発。7月8日の111円まで下げて二番底となって上昇トレンド(C)へ転換しました。

 この上昇トレンド(C)の中で今年の4月10日の266円を安値に短期の上昇トレンド(D)を形成。5月21日に398円の高値をつけた後、300~400円の中のもみ合いとなっています。7月30日発表で業績の上方修正をしており、上値を試す展開になると思われます。

 

7947 エフピコ 東証1部

 8月7日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+11.0%の143億円、経常利益+9.2%の148億円の増収・増益の見通し。5月2日時点の見通しと変わらず。業種:化学(トレー容器、弁当・惣菜容器、包装資材)。

 現在は、2016年1月21日の4,055円の安値からの上昇トレンド(A)の中にあります。2017年3月3日の4,890円からの上昇で、今年4月5日に7,290円の高値をつけ、ここから調整入りとなって5月7日の6,080円まで下落。その後、6月12日の6,660円まで反発しましたが、再下落。

 7月13日に5,810円の安値をつけ、その後は三角保ち合い(B)の。この煮詰まってきたところで9月6日に6,450円で三角保ち合いを上放れとなっています。

 

4651 サニックス 東証1部

 8月9日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+75.8%の21.90億円、経常利益+106.1%の21.00億円の3期連続の増収・増益の見通し。

 2014年5月29日の1,637円をピークに下降トレンド(A)を形成。この中で2016年2月12日の119円で底打ちとなりました。現在、この119円から緩やかに下値を切り上げる上昇ライン(B)の中にあります。

 上値は2017年9月5日の388円、2018年6月5日の389円、7月31日の383円と380円台で上値抵抗ラインができており、この380円台のラインを上値ラインとする下値切り上げ型の三角保ち合い(C)となっています。

 

7545 西松屋チェーン 東証1部

 6月14日発表の2019年2月期本決算予想は、2018年2月期比で営業利益+20.8%の82.83億円、経常利益+19.2%の85億円の増収・増益の見通し。

 2014年3月25日の707円の安値からの上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2016年2月17日の909円の安値からの大幅上昇。7月12日の1,615円、9月28日の1,623円とダブル天井に近い形となって下降トレンド(B)へ転換。2017年8月29日の1,117円まで下げ、ここから反発。12月11日の1,383円まで戻り、その後は1,138~1,366円のボックス相場(C)へ移行しています。

 

3397 トリドールホールディングス 東証1部

 8月13日発表時点の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+29.2%の98.65億円、経常利益+31.0%の93.99億円の増収・増益の見通し。5月15日時点の見通しと変わらず。

 2015年9月29日の1,376円からの上昇トレンド(A)の中で、2,017年4月6日の2,323円を押し目に上昇角度の大きい短期の上昇トレンド(B)に移行、12月27日の4,295円でピークをつけました。ここから今年2018年2月14日の2,990円まで下落した後、4月11日の4,125円まで反発するものの、二番天井となって大幅下落。

 上昇トレンド(A)を下に切って7月12日の2,305円、8月15日の2,251円と二点底をつけ、8月27日の2,439円で買い転換となりました。その後、8月31日には2,569円まで上昇しましたが、再び押し目に入っています。