facebook twitter
『リーマン・ショック』から10年が経過した米国
三井住友アセットマネジメント
今日のマーケット・キーワード
中国・アジアをはじめとする、世界各国のマーケット情報を掲載しています(投資信託・投資顧問の三井住友アセットマネジメント提供)。

『リーマン・ショック』から10年が経過した米国

2018/9/11
・『リーマン・ショック』で米経済は大幅に縮小
・経済危機はほぼ10年ごとに起きたが…
・注意を要する米中関係
facebook twitter メールで送る 印刷

<今日のキーワード>

 およそ10年に1回のサイクルで、世界的な経済危機につながる金融危機が起きています。1987年のブラックマンデー、1997年のアジア通貨危機、2008年の『リーマン・ショック』です。今年は、『リーマン・ショック』から10年にあたります。

 ブラックマンデー、『リーマン・ショック』を引き起こした米国では現在、株価が史上最高値圏で推移、金融政策は緩和解除が進められています。果たして今回も経済危機が起こるのでしょうか?

 

【ポイント1】『リーマン・ショック』で米経済は大幅に縮小

実質GDPは3年かかって漸くショック前の水準を回復

『リーマン・ショック』では、米国のGDPは大きく縮小しました。ショック前の2007年には15兆6,260億ドルあった米国の実質GDPは2009年に15兆2,088億ドルへと4,172億ドル、率にして2.7%も減少しました。2007年の水準を上回ったのは2011年のことです。なお、直近2017年の米国の実質GDPは18兆510億ドルです。ただし、サンフランシスコ地区連邦準備銀行の推計によれば、2017年の米GDPは『リーマン・ショック』がなく、米経済が当時推計されていた潜在成長率で拡大を続けた場合と比べて12%も下回っています。

 

【ポイント2】経済危機はほぼ10年ごとに起きたが…

2018年に経済危機に陥る可能性は低い

 過去を振り返ると、ほぼ10年周期で金融危機が繰り返されてきました。2018年は、前回の金融危機(『リーマン・ショック』)から10年に当たります。今回も危機が繰り返されるのか懸念されるところですが、以下の点から判断する限り、その可能性は低いと考えられます。

 まず金融政策ですが、緩和の解除を漸進的に進めています。インフレ期待が落ち着いていることが、漸進的な緩和解除を可能にしていると見られます。加えて、金融規制の強化もあり、金融機関の資本と流動性のポジションも健全さを保っているほか、金融システム全般でレバレッジの拡大が抑制されています。

 

【今後の展開】注意を要する米中関係

 米国内で懸念されるとすれば、企業の債務残高の大きさでしょうか。対GDP比率で見ると、直近2018年3月末時点で企業部門は72.0%と、2009年3月末の過去最高値73.7%に接近してきました。ただし、企業の利払い負担は安定しています。特に問題があるようには見られません。

 国際的な視点から見ると、ポピュリズム(大衆迎合)政治の横行や、国家間の対立の先鋭化等が、問題として挙げられます。特に、米中の貿易戦争は、世界第1位と第2位の経済規模を持つ経済大国間の争いだけに、その成り行きを注意深く見守る必要があると思われます。

【この記事に対するアンケート回答はこちらから】

トウシルのオススメ記事

▲トウシルトップページへ

 

2018年9月株主優待祭
NISAつみたてNISAロールオーバー
トウシル1周年特集
このレポートについてご意見・ご感想をお聞かせください『リーマン・ショック』から10年が経過した米国

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

記事についてのアンケート回答確認

『リーマン・ショック』から10年が経過した米国

今回のレポートはいかがでしたか?
コメント
2018年9月株主優待
 
お宝優待株
 
投資の日
 
10万円株
NISAつみたてNISAロールオーバー
 
投資の失敗
 
人気ブロガー
 
トウシル1周年特集
老後破綻
 
動画でわかる
 
美白YouTuberが紹介!無理なくカンタンな貯蓄術のススメ
 
ふるさと納税
メールマガジン

直近1日の記事を配信します

配信:平日毎営業日配信
祝日・GW・夏季/冬季休暇 を除く

公式SNS

タイムリーな情報を
ゲットできます

配信:記事配信時 随時
facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります

TOP
×
トウシル メールマガジン および SNSについて
メールマガジン 申込み

トウシルメールマガジンではレポートやコンテンツ等、直近1日の記事をお知らせします。
本メールは配信希望のお客様に平日毎日お届けしております。
リアルタイムでの情報取得は、公式SNS(facebook、twitter)もあわせてご利用ください。

  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。
メールマガジン サンプル
メールマガジンサンプル
  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。