ワコム(6727・東証1部)

 ペン入力のタブレットで世界首位、北米売上比率約15%。教育用、電子カルテなど病院向け、自動車デザイナーなどプロ向けグラフィックス用主力。ペン&タッチ関連製品も開発し、市場開拓を進めています。

・ワコムの日足チャート

赤:出来高移動平均(5日)
青:出来高移動平均(25日)
緑:出来高移動平均(75日)

 

 もうひとつ、この米国一強時代が鮮明になってきた中で、株価の動きが強さを見せている銘柄にも注目すべきでしょう。目立った上昇を見せている銘柄はもちろんですが、とくに小型株では、安値圏にあったとしても底堅い動きをしている銘柄は足元の市場環境がそれなりにフォローになっているものと判断できます(大型株よりも小型株の下落が目立つ局面が続いたからです)。株価は常に先を映していくものですので、その値動きを注目しておきたい銘柄といえます。

 

日本冶金工業(5480・東証1部) 

 NASブランドで知られるステンレスのトップメーカー、ニッケル精錬から圧延まで一貫生産。ステンレス一般材は自動車、建築、半導体などに、高機能材はエネルギー産業向けに堅調です。

・日本冶金工業の日足チャート

赤:出来高移動平均(5日)
青:出来高移動平均(25日)
緑:出来高移動平均(75日)