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楽天証券_確定拠出年金(iDeCo)投資ならトランプ相場は気にしなくてよい
山崎 俊輔
なんとなくから卒業!実践・資産形成術
誰にとっても重要で大切な「年金」と「老後資金準備」について、「漠然とした不安」から卒業しよう! これからの人生のマネープランを、主体的にかつ前向きに組み立てるためのヒントを、ファ…

楽天証券_確定拠出年金(iDeCo)投資ならトランプ相場は気にしなくてよい

2017/1/27
2017年がスタートし、iDeCoこと個人型確定拠出年金がスタートしました。早速加入申し込み手続きをすませ、掛金拠出開始を待っている人もいれば、まだ半信半疑で金融機関を決めかねている人もいると思います。
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iDeCoスタート 6兆円マーケットが動き出す

2017年がスタートし、iDeCoこと個人型確定拠出年金がスタートしました。早速加入申し込み手続きをすませ、掛金拠出開始を待っている人もいれば、まだ半信半疑で金融機関を決めかねている人もいると思います。

国がここまで税制優遇をつけてでも、私たちに自助努力で老後資産形成を促しているのですから、公的年金の不安を覚えたり、疑り深くなるのも無理はありません。

しかし、仮に公的年金水準がこれ以上下がるのであれば自助努力をすべき金額が増えるのは道理ですから、このビッグウエーブには乗っておいたほうがいいと思います。

フィデリティ投信のコラムによれば、10年後の2016年末にはiDeCoは6兆円規模のマーケットに成長すると予想しています。企業型確定拠出年金はすでに10兆円前後の残高がありますので、この伸び代も勘案すれば、20兆円は超える残高になることでしょう。

新しいマーケットの期待は金融機関の健全な競争を生み出しています。口座管理手数料の引き下げや、運用商品の信託報酬の引き下げなどはその現れです(楽天証券がそのフロントランナーのひとりであることは、皆さんもご承知の通りです)。

今回は、「なんとなくiDeCo投資」とならないためのヒントを紹介したいと思います。それは「iDeCoではひんぱんな売買は不要で、マーケットは読まなくてもいい」、というものです。

トランプ相場でどうしようか考えるスタンスがiDeCoに不向きである二つの理由

直近では、いわゆる「トランプ相場」でマーケットの騰落が激しい時期となっています。「トランプ大統領が選挙で勝利して以降」「トランプ大統領が就任した前後」にいろんな思惑が絡んで、株価も為替も上下動を続けているのは皆さんも気がかりのことでしょう。

投資と言えば、こうしたマーケットの上下動を上手に乗りこなして売買するものと思い込んでいる人が多いのですが、iDeCo投資術においてはそれはほとんど不要です。

理由は2つあります。

まず第一に、投資信託での投資において、短期的な市場の騰落を反映させた売買は不可能であることです。投資信託は一日に一回だけ価格が更新される商品ですから、日経平均株価がどれだけ動こうが、9時から3時に何度も売買することはできません。

仮に投資信託Aを投資信託Bに乗り換えたいとしても、今日の売却注文が明日ないし明後日に成立し、現金受渡が完了した後、ようやく次の購入注文が成立することになるので、日数がかかります。残念ながら自分のねらったタイミングでの売買ができないのです。

第二に、機動的な入出金を行うこともできません。通常の投資であれば、機を見てまとまった金額を入金したり、引くタイミングと考えれば投資資金を引き揚げることも可能です。しかしiDeCoでは「月に一度」しか入金はできず、「60歳まで」中途解約は原則NGとなっています。

金額ベースでの入金の自由度だけでなく、入金のタイミングすら指定されています(自分の銀行口座から掛金引き落としの場合は26日)。「今、100万円を一気に入金したい」というような希望は実現できない仕組みなのです。

株式投資比率と海外投資比率だけ意識したらあとはこつこつ積み立てすればいい

iDeCoの投資方法には不自由さがセットですが、これはむしろ、市場の毎日の動向に左右されず、定期的な積立投資をさせる仕組みと考えた方がいいでしょう。

筆者は投資資金に占める投資割合だけをしっかり決めたら、あとはバランス型ファンド一本でもかまわない、というスタンスですが、もう少し踏み込んでいえば、株式投資比率と海外投資比率について意識しておくといいと思います。

どちらも、市場の騰落に大きく影響し、またiDeCo資産額の増減に直結する要素だからです。もちろん、投資ウエートが高いほど期待リターン向上に影響し、投資ウエートが低いほど元本割れリスクは下がります。

市場については銘柄選択の労は不要で、投資信託を通じたインデックス投資を行えば、苦労なく市場の平均的リターンを自分のものとする投資を行うことができます。

仮に日本株式40%、外国株式60%のポートフォリオを目指して毎月の掛金をそれぞれのインデックスファンドに振り向けたとすれば、投資比率は100%、海外投資比率は60%ということになります(ただし、日本企業の多くはもはや海外で儲けており、その決算も為替に大きく影響することを考えれば、実際の為替の影響はもっと高いともいえる)。

iDeCo投資はほったらかしをベースにしよう

いずれにせよ、短期的な市場の騰落をねらった売買はほぼ不可能であれば、中長期的に原資を拠出し続け、中長期的な騰落の中、下がっているときにこそ買い付けを継続させ、市場回復時に高い利回りを確保する戦略を採るほかありません。

これから数年~数十年にわたってiDeCoで積み立てを続けていると、株価の下落に伴い(あるいは為替の変動に伴い)、元本割れに陥ることもあるでしょう。しかし、投資はそのまま継続し続けてください。

儲かったとき以外、売却はしないと覚悟し、むしろ下落基調のときこそリスク資産を買い続けることが最終的な期待リターンを高めるiDeCo投資のツボになります。

しかし、株価下落時に意図的に投資比率を高めることは心理的に困難です。すでに保有している資金にはあまり手を入れず、最初に決めた投資比率で毎月新規購入を継続していくといいでしょう。

40歳代までのiDeCoスタートは、日々の市場の動向を気にせず投資して、できる限りほったらかしてみてください。トランプ相場で日経平均株価が数百円動いたことなど、まったく気にすることなどないのです。

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