1994(平成6)年4月27日
南アフリカでネルソン・マンデラ氏が次期大統領に
1994(平成6)年4月27日、南アフリカ共和国で初めて人種規制のない普通選挙が行われました。ネルソン・マンデラ氏が率いるアフリカ民族会議が第1党となり、マンデラ氏が同国初の黒人大統領に選出され、5月10日に就任しました。
マンデラ氏は南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離)政策への撤廃運動のため、27年間投獄されていました。1990年に釈放された後、1993年に南アフリカの民主化を推進してきた功績からノーベル平和賞を受賞、そして大統領となりました。
南アフリカの民主化と全人種間の融和に力を尽くしてきたマンデラ氏は2013年12月、95年の生涯を閉じました。現在も南アフリカの紙幣にマンデラ氏の肖像が描かれています。
1994年4月27日の日経平均株価終値は
19,729円15銭
ライター FIX JAPAN 前沢ともあき