意外と見過ごされている(?)好実績のインフラ関連株ファンドはこれだ!

インフラ関連企業の安定的な業績、良好な投資環境、高い配当利回りを背景に、「野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信(通貨選択型)米ドルコース(毎月分配型)」が純資産1.2兆円という人気ぶりになっていますが、同じタイプで好実績のファンドが他にもあることは、案外見過ごされているのではないでしょうか。

楽天証券取り扱いのインフラ関連株ファンドの中で、過去においてもっと良好な成績を残しているファンドや、より高い配当収入が期待できる銘柄に投資するファンドが、こちらです!

インフラ関連株式ファンド(為替ヘッジなし、または米ドルコース)の過去3年間の運用実績(上位3ファンド)

過去3年
リターン順位
ファンド名 会社名 純資産額
(百万円)
過去1年
リターン
過去3年
リターン(年率)
1 世界好配当ピュア・インフラ株式ファンド
(毎月決算型)
新光 4,837 37.95% 31.59%
- ワールド・インフラ好配当株式ファンド
(毎月決算型)
新光 27,179 37.84% --
2 世界インフラ関連好配当株式 通貨選択型
ファンド(米ドルコース)
三井住友TAM 13,245 33.67% 30.95%
3 野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信
(通貨選択型)米ドルコース(毎月分配型)
野村 1,248,888 33.81% 30.62%

注1:1位の「世界好配当ピュア・インフラ株式ファンド(毎月決算型)」と「ワールド・インフラ好配当株式ファンド(毎月決算型)」は同一のマザーファンド「世界好配当ピュア・インフラ株式マザーファンド」に投資している。
注2:2014年9月末時点
(出所:ISIDフェアネスのデータをもとに楽天証券が作成)

業界の大人気ファンドを上回る運用実績

  • ワールド・インフラ好配当株式ファンド(毎月決算型)/(成長型)
    当ファンドは、上表の1位「世界好配当ピュア・インフラ株式ファンド(毎月決算型)」と同一のマザーファンドに投資しています。過去3年の運用実績は、「野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信(通貨選択型)米ドルコース(毎月分配型)」を上回っていますが、純資産総額の規模はそれほど大きくなく、意外と見過ごされている実力派ファンドといえるでしょう。実質的な運用を行うのは、AMPキャピタル・インベスターズ・リミテッド。同社はオーストラリア最大規模の運用会社AMP社の子会社で、世界のインフラ関連企業の投資において有数の会社として知られています。当ファンドには、毎月分配金を出さない成長型もあるため、複利運用で長期的な成長を目指す投資家に向いています。

配当利回り6%+為替ヘッジプレミアムで高分配を期待

  • 世界インフラ関連好配当株式 通貨選択型ファンド
    (円コース/ブラジル・レアルコース/豪ドルコース/アジア通貨コース/米ドルコース)
    当ファンドの実質的な運用を行うのは、BNYメロン・グループ傘下のザ・ボストン・カンパニー。運用の特徴は、インフラ関連株式のなかでも相対的に高い配当利回り、配当成長が期待できる銘柄に集中投資することにあります。ポートフォリオ全体の配当利回りの目安を6%程度に置いていることから、分配金を重視する投資家に向いているファンドといえるでしょう。当ファンドは通貨選択型のため、通貨コースを選択することで高い分配金も期待できます。