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「テンバガー」への道・筆者の実践手法(その1)
足立 武志
知って納得!株式投資で負けないための実践的基礎知識
株式投資がうまくいかない、という個人投資家の皆様へ。実践をベースにした「すぐに役立つ真の基礎知識」は、お客様の株式投資戦略に新たなヒントを提供。負けない、失敗しないためにはどのよ…

「テンバガー」への道・筆者の実践手法(その1)

2015/3/5
今回は前回の続きとして、筆者が株価10倍狙いをどのように実践しているか、そして実践の際に気を付けている点などをお話していきます。
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テンバガー株を事前に当てるのは不可能に近いが・・・

今回は前回の続きとして、筆者が株価10倍狙いをどのように実践しているか、そして実践の際に気を付けている点などをお話していきます。

読者のみなさんに最も関心があるのが、「いったいどのようにしてテンバガー銘柄を見つけるのか」という点だと思います。ただ、残念ながらこの点に関しては筆者自身もまだ手探りを続けているという状況です。

そもそもテンバガーは結果論に過ぎず、株価が上昇する前から言い当てることは不可能です。そのため、株価が大きく上昇しそうな銘柄にいくつも投資して、その中の10個に1個がテンバガー銘柄になれば御の字、という感じでやっています。

筆者のこれまでの経験上、テンバガーになった銘柄の特徴をあげると、次のとおりです。こうした銘柄に数多く投資し、テンバガーを期待して待つ、というのが現実的な戦略だと思います。

  • 景気や市況に応じて株価が大きく変動する銘柄
  • 業績が毎年順調に伸びているが、相場環境が悪かったり市場から注目されないために安値で放置されている銘柄
  • 業績が劇的に改善した銘柄
  • 株価が高値から大きく下落している銘柄
  • 好材料が出現した銘柄

テンバガー株候補はここに注目して探す

では、以下で①~⑤のケースをもう少し具体的にみていきましょう。

  • 景気や市況に応じて株価が大きく変動する銘柄
    例えば不動産株は、アベノミクス相場以前はボロボロに売り叩かれていましたが、2013年前半に軒並み急上昇しました。景気や市況の変動とともに業績が大きく変動する銘柄を、株価が底値から立ち上がったところで買うと、そこから株価10倍に達することがよくあります。
  • 業績が毎年順調に伸びているが、相場環境が悪かったり市場から注目されないために安値で放置されている銘柄
    アベノミクス相場が始まる前に明らかな安値で放置されていた銘柄が、アベノミクス相場後に正当に評価され、株価が10倍以上に上昇したケースが最近目立ちます。毎年増収増益にもかかわらずPERが低いなど、明らかに株価が割安な銘柄には要注目といえます。
  • 業績が劇的に改善した銘柄
    業績の改善が明らかになる前の、株価が安値に放置されている時点でこれを見抜くのは難しいと思います。筆者の場合は、株価が2ケタであるものの借金が少なく、利益も毎期しっかりと計上している銘柄に投資しました。その結果、たまたまその中の一部の銘柄につき、業績が急激に改善してテンバガーになった、というケースがあります。
  • 株価が高値から大きく下落している銘柄
    これはいわゆる「リバウンド狙い」です。例えば株価が高値から200分の1とか300分の1になった後、そこから10倍になることは頻繁にあります。
  • 好材料が出現した銘柄
    これは画期的な新技術の開発、新商品の発表などにより、業績が様変わりする可能性が高いという期待から、株価が大きく上昇するケースです。

なお、①~⑤が複合するケースも存在します。この場合は、株価が10倍にとどまらず、30倍、50倍と上昇することもあります。

テンバガーへの到達スピードの違いで投資戦略も大きく異なる

ところで、ひと口に「テンバガー」といっても、株価が10倍になるまでの到達スピードによって対処方法が大きく異なってくる点には十分に注意が必要です。

例えば、②や③のケースの多くは、1年以上かけてゆっくりと株価が10倍に到達します。この場合、日足チャートでは途中で下降トレンドに転換することもあるものの、週足チャートや月足チャートでは上昇トレンドが長期間続きます。したがって、安値で買えたような場合は、日足チャートのトレンドは無視して週足チャートや月足チャートが下降トレンドに転換するまで保有を続けるようにします。あるいは、日足チャートが下降トレンドになったら保有株はそのままにしてツナギ売りをし、再度上昇トレンドに転じた時点でツナギ売りを外す、ということを繰り返せば、仮に株価が10倍になる前に失速しても確実に利益を確保することができます。もちろん、株価10倍がゴールではないので、10倍に達したときには一部を利益確定して、残りは上昇トレンドが続く限り保有しても一向に構いません。

短期間に株価が急騰するケースは非常に難しい

しかし短期間、例えば1カ月とか2カ月程度で株価が10倍になるような場合は、非常に難しい判断を迫られることになります。これは、④のように、単に値動きの良さが注目されて買いが買いを呼ぶケースや、⑤のように、業績の改善に伴う上昇ではなく、何か好材料が出現して期待感のみで上昇するケースが該当します。

こうした銘柄は、短期間に株価が急騰するものの、株価が10倍になる前に失速し、その後株価があっという間に元に戻ってしまうことも多々あるためです。最近ではいくつかのゲーム関連株にて短期間で株価が乱高下する動きをみせています。

短期間に株価が急速に値上がりしている場合は、10倍にまで上昇しない可能性も高いことを念頭に置き、株価の上昇に合わせて少しずつ保有株を売却していくことが必要です。くれぐれも、保有株全てを株価10倍になるまで持ち続けようとは思わないようにしましょう。

次回は、テンバガーも大いに期待できた株価急騰銘柄につき、筆者が実際にどのように対応したか、さらには過去の失敗談も交えてお話ししたいと思います。

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