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【FXデイリーチャート12月22日】米ドル/円白川日銀総裁発言など受け円売り継続一目均衡表の雲を上抜け
荒地 潤
FXデイリーチャート
楽天証券では2009年8月10日(月)より、お客様の投資判断をサポートする投資情報として、主要通貨のトレンドを分析した「FXデイリーチャート」の提供を開始いたしました。 当情報は…

【FXデイリーチャート12月22日】米ドル/円白川日銀総裁発言など受け円売り継続一目均衡表の雲を上抜け

2009/12/22
経済、金融、投資分野の著名な方々から提供いただいたレポートや、当社独自のレポートを無料で公開。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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【米ドル/円】 白川日銀総裁発言など受け円売り継続 一目均衡表の雲を上抜け
【豪ドル/円】 年末商いが薄いなか、小動きながら上値の重い展開
【※豪ドル/円は画面下段に掲載されています】

 

【米ドル/円】白川日銀総裁発言など受け円売り継続 一目均衡表の雲を上抜け

昨日までの動向

米ドル/円は5日続けての陽線引けとなりました。
東京市場を通じ米ドル/円は小幅な値動きに終始。日銀による緩和的な政策の長期化や、追加緩和策に対する思惑が円売り/米ドル買いに寄与したようです。市場ではデフレ懸念が強い日本の円よりも、足元で良好な経済指標が相次いでいる米国のドルが買われやすいとの声もあり、米ドル/円は90円台を底堅く推移。ただ、クリスマス休暇を控え商い閑散となる中で積極的な売買に乏しく、米ドルを買上げる動きとはならず。東京市場では米ドル/円は90円台前半からなかばレベルでのもみ合いとなりました。

欧米市場に入り、米ドルが主要通貨に対し上昇。米ドル/円も91円台に乗せる動きとなりました。
白川方明日銀総裁は21日夜、テレビ東京の収録番組に出演し、デフレ克服に向けた金融政策について「流動性の供給は必要であれば迅速に対応して行く」、「迅速果敢に対応する態勢を常に整えている」などと発言。緩和政策の継続や、迅速な流動性供給を表明すると共に今後の景気動向について「緩やかな物価下落トレンドは続く」、「消費者物価指数(CPI)は2011年度も僅かにマイナスが残る」と示唆したことで、低金利の長期化に対する思惑が強まり円が対米ドルで下落。米ドル/円は90円台後半レベルにまで上昇する動きとなりました。

また、エヴァンス・シカゴ連銀総裁が「2010年の米経済、3-3.5%の見通し」、「失業率は2010年後半に低下する見通し」と楽観的な見解を示したことも米ドル買いに寄与したもよう。米ドル/円は91円台を上抜け、一時91.15-20レベルにまで上昇する展開となりました。

本日の展望

目先の主要抵抗帯と目された一目均衡表の雲を上抜く動きとなりました。まずは昨日上抜けた一目均衡表の雲の上の水準を維持できるかが焦点となりそうです。本日、一目均衡表の雲の上限(先行スパン2)は90.65レベルにまた、雲の下限(先行スパン1)は90.15レベルに位置しています。

ただ、先行スパン1と2の幅(抵抗帯)は収縮し、数十ポイント程度まで薄くなっています。今後、薄くなった抵抗帯を維持できるかを見極める場面にあるようです。なお、今後一目均衡表の雲は右肩下がりに傾斜し、雲の下限は87.50レベルに切り下がる形となっています。

一方、一目均衡表の雲により下固めとなった場合、上値では10月27日の高値92.30-35レベルを捉えることとなりそうです。

本日の注目事項として東京時間午後に予定される白川日銀総裁の講演があげられます。昨日のテレビ出演による発言がマーケットの思惑を呼んだ後ということもあり、本日の講演においても波乱要因となるか市場の注目が集まっているようです。また、欧米時間では米7-9月期GDP確報値や11月の米中古住宅販売件数などの発表が予定されており、内容を注視したいところ。

また、マーケットは年末に向けての休暇モードとなっており、市場参加者の減少により流動性も低下していることから、ちょっとした材料で値が飛びやすく、思わぬ価格変動にも注意を要したい場面です。

本日の主な指標

東京時間22:30:(米)7-9月期GDP(確報値/年率)予想2.8% 前回2.8%
東京時間24:00:(米)リッチモンド連銀製造業指数-12月 予想5 前回1
東京時間24:00:(米)中古住宅販売件数-11月 予想625万件 前回610万件

参考 一目均衡表の見方については下記をご参照ください。
楽天FXビギナーズガイド

デイリーチャートは12月23日、お休みをいただきます。最新版は24日、13時頃に更新いたします。

【豪ドル/円】年末商いが薄いなか、小動きながら上値の重い展開

昨日までの動向

豪ドル/円は昨日、小陰線引けとなりました。
16日、RBA(豪州中銀)のバタリーノ副総裁が「金融政策の全体的なスタンスは通常の域に戻った」などと発言し、2010年2月に開催される次回のRBAの理事会での追加利上げ観測が後退したことが、引き続き豪ドル/円の調整売り要因として意識されたようです。

東京市場朝方に発表された豪11月新車販売台数は前月比5.5%・前年比15.8%と前回(前月比3.7%/前年比3.3%)から上昇率が拡大したものの材料視されず。足元で良好な経済指標が相次いでいる米国のドルを買い戻す動きが優勢となり、豪ドルが対米ドルで下落。豪ドル/円も一時80円台を割り込み79.65-70レベルまで下げる展開となりました。ただ、下値では投資家の押し目買い意欲も強いもよう。豪ドル/円は79円台後半レベルでサポートされたのち再び80円台前半レベルに戻す展開となりました。

本日の展望

年末商いが薄いなか、小動きながら上値の重い展開となっています。
上値ではなかなか抜けきることができない一目均衡表の雲(抵抗帯)を巡る攻防が焦点となりそうです。
本日、雲の下限(先行スパン2)は80.85レベルにまた雲の上限(先行スパン1)は82.65レベルに位置しています。

一方、一目均衡表の雲(抵抗帯)を上抜け失敗となった場合、上値の重さを嫌気した戻り売りリスクにも注意を払いたい場面です。下値では12月9日の安値79.20-25レベルや11月30日の安値78.50-55レベルなどがあげられます。

本日22日朝方の動きでは、年末年始の休暇を控えた国内輸出企業からの米ドル売り手当などにより米ドル/円、クロス円が下落。豪ドル/円も再び80円割れをうかがう動きとなっています。なお、東京市場朝方に発表された(NZ)7-9月期経常収支は予想-20.3億NZDのところ結果 -14.13億NZDとマイナス幅を縮小。 豪10月コンファレンスボード景気先行指数の鈍化(前月比-0.3%、9月は前月比+0.3%)となりました。

なお、23日の東京早朝に第3四半期のNZのGDPが発表されます。今月のNZ中銀金利・声明発表で経済見通しを上方修正、2010年中盤辺りから景気刺激策解除を開始する可能性があるなどとしました。今回のGDPが市場予想並ならばNZ利上げ観測は一段と強まるとの見方もあり指標発表前後の動きに注意したいところです

本日の主な指標

東京時間06:45:(NZ)7-9月期経常収支 予想-20.3億NZD 結果-14.13億NZD 前回1.24億NZD
東京時間08:00:(豪)コンファレンスボード景気先行指数-10月 予想未発表 結果-0.3% 

23日の主な指標

東京時間06:45:7-9月期(NZ)GDP 予想0.4% 前回0.1%
東京時間06:45:7-9月期(NZ)GDP(前年比) 予想-1.3% 前回-2.1% s

参考 一目均衡表の見方については下記をご参照ください。
楽天FXビギナーズガイド

デイリーチャートは12月23日、お休みをいただきます。最新版は24日、13時頃に更新いたします。

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