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底値圏での買い時を見極めるためのチャート・移動平均線の活用法
足立 武志
知って納得!株式投資で負けないための実践的基礎知識
株式投資がうまくいかない、という個人投資家の皆様へ。実践をベースにした「すぐに役立つ真の基礎知識」は、お客様の株式投資戦略に新たなヒントを提供。負けない、失敗しないためにはどのよ…

底値圏での買い時を見極めるためのチャート・移動平均線の活用法

2010/11/18
資産運用に精通した公認会計士として活躍している、足立武志氏による「知って納得!株式投資で負けないための実践的基礎知識」。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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株価チャートと移動平均線の最適な組み合わせとは

前回、株価チャートと移動平均線の関係から株価のトレンドを簡単に見極める方法をご紹介しました。
その際にもう1つ重要となってくるのが、株価チャートと移動平均線は何と何を組み合わせればよいかという点です。
株価チャートの種類としては、ローソク足1本が表す期間に応じて「日足(ひあし)」「週足(しゅうあし)」「月足(つきあし)」といったものがあります。
また、移動平均線も集計期間の長短によりいくつかの種類があります。一般的には日足チャートでは5日、25日、75日の移動平均線が多く用いられます。週足チャートであれば13週、26週が、月足チャートであれば12カ月、24カ月がそれぞれよく用いられます。
筆者は、これらのうち「日足チャート+25日移動平均線」「週足チャート+13週移動平均線」「月足チャート+12カ月移動平均線」の組み合わせを主に使います。
もちろん人それぞれ相性があるでしょうから他の組み合わせを用いても構いませんし、上級者の中には例えば「18日移動平均線」とか「21週移動平均線」といったようにオリジナルの移動平均線を計算して使っている方もいます。

月足、週足、日足チャートの特徴を理解しよう

では、具体的にそれぞれの株価チャートと移動平均線の組み合わせを買い時の見極めにどう生かすか、筆者の実践方法をご紹介しますが、その前にまず、それぞれの株価チャートの特徴を理解しておきましょう。
月足、週足、日足のチャートのうち、月足が最も大局的なトレンドを映し、日足が最も目先的なトレンドを映します。週足はその中間です。
また、移動平均線の性質上、トレンドが転換する際にはまず最も期間の短い日足から始まり、次に週足、最後に月足の順番で転換していきます。
したがって、トレンドの変化が目先的、一時的なものにとどまってしまう場合は、日足では上昇トレンドに転換したものの、週足や月足ではトレンド転換に至らなかった、ということもありますし、2~3カ月程度の上昇相場では、週足までのトレンド転換がよいところで、月足のトレンドはびくともしないこともよくあります。
ですから、月足のトレンドが転換するということは、大局的な動きが変わるというとても重要な変化となるのです。

月足のトレンド変化は信頼性の高い重要なサインだが……

日足や週足(特に日足)ではトレンド転換したもののそれが長続きせず、もとのトレンドに戻ってしまう(いわゆる「ダマシ」と呼ばれる現象)ことがありますが、月足ではめったに生じません。
したがって、月足チャートでトレンド転換のサインが出たら、信頼性はかなり高いと思ってよいでしょう。
それならば、月足チャートが上昇トレンドに転換するのを待って買えばよいかといえば、必ずしも賢明な選択とは限りません。
というのも、月足チャートが上昇トレンドに転換するころには株価はすでに底値から大きく上昇してしまっていることが多いからです。
すでに株価が明らかに底打ちしている状況であれば、月足チャートが上昇トレンドにあることを確認した上で週足チャートや日足チャートを用いて押し目買いをしていくのがセオリーですが、現在のように株価が底値圏にあるようなときは、筆者であれば月足チャートの上昇トレンド転換を待たずに、できるだけ安く買うことを試みます。

底値圏での買いは日足チャートと25日移動平均線を使う

では具体的にどうするかといえば、日足チャートと25日移動平均線を使います。過去の株価水準との比較、騰落レシオ、信用評価損益率、年初来安値銘柄数、移動平均線からの乖離率などから株価が底値圏にあると判断できたら、投資対象とする銘柄をピックアップし、それらの銘柄の日足チャートを毎日チェックします。その上で、前回ご説明した「株価が移動平均線の上方にあり、移動平均線自体も上向き」という形になったら新規買いをするのです。
もちろん、ダマシの多い日足チャートを使うわけですから、損切りは確実に実行すべきです。損切りラインは筆者であれば直近安値もしくは株価が25日移動平均線を明確に割り込んだ場合とします。
もともと株価が底値圏にあるのですから、損切りの憂き目に遭ってもその後再び上昇トレンドの形が整ったら買いなおせばよいのです。そうすれば、やがては上昇トレンドに乗って株価は大きく上昇をしていくはずです。

毎日の株価チェックが面倒なら週足チャートでも代替可能

もし、毎日株価をチェックするのは大変だ、というのであれば、日足チャートと25日移動平均線の代わりに週足チャートと13週移動平均線を使って上記と同じ方法をとっても結構です。そうすれば株価チェックは毎週末だけで済みます。ただしその場合、ダマシに遭う可能性は日足チャートを使うときより減りますが、買うときの株価水準は日足チャートを使うときより高くなります。
とりあえず「底値圏で日足チャートの上昇トレンド転換確認で買い」「直近安値割れもしくは25日移動平均線割れで損切り」というルールさえ押さえておけば、大怪我することなく底値近辺で買える可能性が格段に高まるはずです。
買った株の利食いタイミングを株価チャートと移動平均線で見極める方法については、別の回で改めてご説明します。

これさえ知れば怖くない! 株価のトレンドを簡単に見極める方法とは

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