昨日(2015年2月16日)の動向
東京市場では、日経平均株価が反発。終値で2007年7月24日以来、約7年7カ月ぶりとなる1万8,000円台を回復しました。しかし外為市場では、ユーロ圏財務相会合の結果を見極めたいとの思いから値動きの乏しい展開となりました。海外市場では、米国が祝日で取引参加者が少ないなか、「ギリシャがユーログループの救済プログラム案を拒否した」などの報道を受けユーロ売りが進展。対ドルで1.1319円レベル、対円で133.97円レベルまで下落しました。また、ギリシャ財政の不透明感を嫌気したリスク回避の円買いも強まり、米ドル/円は一時118.26円レベルまで下落しました。
2015年2月16日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 118.447 | 118.776 | 118.263 | 118.451 |
ユーロ/円 | 135.010 | 135.546 | 133.979 | 134.437 |
豪ドル/円 | 92.069 | 92.406 | 91.738 | 92.089 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年2月17日)の展望
【米ドル/円】
上値では、終値ベースで119円台を回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、節目の118円ちょうどがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 119.00 | 120.00 | 118.00 | 116.70 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ギリシャが債務と救済プログラムに関する受け入れ拒否を表明したことからユーロは売りが強まりました。上値では136円台にしっかりと乗せられるかが焦点となりそうです。一方下値では、2月9日の安値133.68円レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 135.00 | 136.00 | 133.70 | 133.00 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドル/円は92円台前半レベルでもみ合う動きとなりました。上値では93円台にしっかりと乗せられるかが焦点となりそうです。一方下値では2月12日の安値91.27円レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 92.50 | 93.00 | 92.00 | 91.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年2月17日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年2月17日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 18:30 | (英)1月消費者物価指数(CPI)(前月比) | -0.8% | 0.0% |
★★ | 19:00 | (独)2月ZEW景況感調査(期待指数) | 55.5 | 48.4 |
★★ | 19:00 | (欧)2月ZEW景況感調査 | - | 45.2 |
★★ | 22:30 | (米)2月ニューヨーク連銀製造業景気指数 | 8.5 | 9.95 |
★ | 0:00 | (米)2月NAHB住宅市場指数 | 58 | 57 |
★★ | 3:00 | (米)12月対米証券投資(短期債除く) | - | 335億ドル |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します