2024年9月の保有投資信託~騰落率ベスト10

 2024年9月1~30日までに、新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)成長投資枠で購入できるもの、NISAつみたて投資枠で購入できるもの、[iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)]で購入できるものに、それぞれマークを付けています。ご参考ください!

*騰落率:投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。

1位:楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天・VWO)[NISA成長投資枠]

騰落率:6.89%    

どんなファンド?:新興国株のインデックス投信で、組み入れ上位銘柄は、半導体大手のTSMC、テンセント、中国のIT企業であるアリババ、リライアンス・インダストリーズ(石油化学を主体としたインド最大のコングロマリット)、HDFC Bank(インドの大手銀行)、PDDホールディングス(多国籍商業グループ)、インフォシス(インドのITコンサルティング企業)、メイトゥアン(中国籍の大手IT&生活関連サービス企業)、鴻海精密工業(ホンハイ:シャープを買収した中国のIT企業)、China Construction Bank(中国建設銀行:中国の4大銀行の一つ)です。

まつのすけコメント:*FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス(円換算ベース)に連動する投信で、為替ヘッジはありません。円安はプラス、円高はマイナスとなります。9月は中国株の猛烈な反発が、高いリターンに寄与しました。

*FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ…新興国株式の大型株、中型株、小型株全体のパフォーマンスを表す時価総額加重平均指数

2位:iFreeレバレッジ FANG+    

騰落率:6.72%    

どんなファンド?:米国株のレバレッジ投信で、組み入れ銘柄は、アップル、マイクロソフト、エヌビディア、Amazon.com、ブロードコム(半導体大手)、メタ・プラットフォームズ(Facebook・Instagramなど)、アルファベット(Google・YouTubeなど)、ネットフリックス、クラウドストライク・ホールディングス(米国のサイバーセキュリティ企業)、サービスナウ(企業向けエンタープライズクラウドプラットフォームを提供する米国のIT大手)です。

まつのすけコメント:日々の値動きがNYSE FANG+指数(米ドルベース)の2倍となることを目指す投信で、為替ヘッジがあります。10銘柄に集中投資するのが特徴で、9月の定期リバランスでは、テスラとスノーフレイクが除外され、クラウドストライクHDとサービスナウが新規採用されました。

3位:たわらノーロード フォーカス AI[NISA成長投資枠]

騰落率:6.28%    

どんなファンド?:世界株のインデックス投信で、組み入れ上位銘柄は、メルカド・リブレ(中南米地域では最大級の人気ECサイトを持つ、米国で法人化した、アルゼンチン本社のEコマース企業)、ワークデイ(米国の財務管理・人財管理系ソフトウエアベンダー)、富士通、IBM、サービスナウ、アクセンチュア、SAP SE(ドイツ本社の欧州最大のソフトウエア会社)、メタ・プラットフォームズ、コンステレーション・ソフトウエア(カナダ本社のソフトウエア企業)、アリババです。    

まつのすけコメント:*Solactive Global Artificial Intelligence Index(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)に連動する投信です。9月は幅広いハイテク関連株が堅調で、独自性のある銘柄ウエートがプラス寄与しました。

*Solactive Global Artificial Intelligence Index:AI関連企業の株価を平均化した指数

4位:楽天レバレッジNASDAQ-100(レバナス)

騰落率:5.79%

どんなファンド?:米国株のレバレッジ投信で、組み入れ上位銘柄は、アップル、マイクロソフト、エヌビディア、Amazon.com、ブロードコム、メタ・プラットフォームズ、テスラ、アルファベット、コストコホールセールです。

まつのすけコメント:日々の値動きがNASDAQ-100指数(米ドルベース)の2倍となることを目指す投信で、為替ヘッジがあります。7~8月は米国ハイテク銘柄が軟調となっていましたが、9月は反発しました。11~12月の年末ラリーに期待が高まります。

5位:イノベーション・インデックス・AI[NISAつみたて投資枠][NISA成長投資枠]

騰落率:5.72%

どんなファンド?:世界株のインデックス投信で、組み入れ上位銘柄は、メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、アルファベット、エヌビディア、エクイニクス(米国本社、データセンターの保有・リースおよび関連サービスを行う多国籍企業)、デジタル・リアルティ・トラスト(米国本社、データセンターの保有・リースなどを行うREIT(リート:不動産投資信託)・管理会社)、オラクル、マーベル・テクノロジー(米国の半導体大手)、AMD、スノーフレイク(AIを積極活用したIT大手)です。    

まつのすけコメント:*STOXXグローバルAIインデックス(ネット・リターン、円換算ベース)に連動する投信で、為替ヘッジはありません。メガテックの中で好調なメタ・プラットフォームズの組み入れ比率が高く、主要指数より堅調な成果となりました。  

*STOXXグローバルAIインデックス:ドイツ取引所の子会社が算出しており、AIを支える基礎技術、AIの応用・活用など、AIの発展による恩恵を享受できる企業を投資対象とする株価指数

6位以下はこちら

6位:米国大型テクノロジー株式 ファンド(マグニフィセント・セブン)[NISA成長投資枠]    

7位:米国インフラ・ビルダー株式ファンド(為替ヘッジなし)               

8位:Tracers S&P500ゴールドプラス  

9位:Tracers グローバル2倍株(地球コンプリート)

10位:iFreeレバレッジS&P500