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労働を人生の最終目的のように考えるのは間違っている - バートランド・ラッセル

The Riddle

 FOMCは9月17-18両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.5ポイント引き下げることを決定した。利下げにより、FF(フェデラルファンド)金利の誘導目標レンジは4.75-5.00%となった。今回の決定は賛成が11人、反対が1人で、ボウマン理事が0.25ポイントの利下げを主張した。政策決定に理事が反対したのは2005年以来。

 FOMCはつい最近まで、インフレの抑制に政策の重点を置いてきたが、今回の声明では「雇用とインフレの目標達成に対するリスクはほぼ均衡している」と記した。

 パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は会合後の記者会見で、今回の利上げ決定について、「インフレ率が持続的に2%に向かって低下する状況において、政策スタンスを適切に再調整にすることによって、労働市場の強さを維持する」ことが理由であると述べた。そのうえで、0.5ポイントの利下げについて、「FOMCが今後継続するペースだと想定すべきではない」と市場に警告した。

 会合後に公表された金利予測分布図(ドットプロット)では、19人の当局者のうち10人が、年内残り2回の会合で少なくとも0.5ポイントの追加利下げを支持していることが示された。

出所:楽天証券作成

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