気になるあの本をチェック!
『やってはいけない資産運用 金融機関のカモにならない60歳からの資産防衛術』
答えてくれた人
株式会社アスコム メディア開発部 編集長 中山景さん
著者ってどんな人?
西崎努さん
リーファス株式会社 代表取締役社長。日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)でトップセールスとして活躍した後、2017年に独立してリーファス株式会社を設立。IFAとして、特にリタイア期前後からシニア世代の投資家を中心に資産運用の相談を行っています。
どんな人にオススメ?
・50代以上で、すでにまとまった額の金融資産をお持ちの方
・資産をどんどん増やしたいというよりは、今あるお金を堅実に運用しながら「とにかく減らしたくない」方
・すでに大手金融機関で投資をやっているものの「本当にこれでいいのかわからない」と悩んでいる方
この本の、ここが読みどころ!
「シニア世代にとって9割の金融商品はムダである!」
そう断言して、手を出してはいけない金融商品・サービスを具体的に8つ、挙げているところが一番の読みどころです。
「ファンドラップ」や「テーマ型投資信託」など、テレビCMやチラシで見かけたことはありませんか? やたらにおすすめされるけれど実際はどうなの? という疑問にズバリ答えてくれます。
そのうえで、読者が本当に検討すべきものとして「債券運用」についても詳しく述べられており、他の投資本とは一線を画す内容になっています。
編集者の制作秘話
読者対象を「シニア世代ですでに金融資産がある人」に絞っているため、他の本では得られないディープな情報が詰まっています!
大手金融機関の内側を知っているからこそ出てくる話は、なるほどと思うものばかり。どうして金融機関の営業がその商品を売りたがるのか、理屈からわかるので納得しながら読めるはずです。
ご本人はもちろん、ご両親のお金が心配な方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。