気になるあの本をチェック!
そろそろ投資をはじめたい。
答えてくれた人
サンマーク出版 第3編集部 尾澤佑紀さん
著者ってどんな人?
渡部清二さん
複眼経済塾 代表取締役・塾長。会社四季報100冊超読破の達人。
1967年生まれ。野村證券にて個人投資家向け資産コンサルティングに10年、機関投資家向け日本株セールスに12年携わる。野村證券在籍時より、『会社四季報』を1ページ目から最終ページまで読む「四季報読破」を開始。25年以上継続しており、2024年秋号の『会社四季報』をもって、計108冊を完全読破。『インベスターZ』の作者、三田紀房氏の公式サイトでは「世界一『四季報』を愛する男」と紹介された。
編集者から見た著者ってこんな人!
渡部さんの強みはなんといっても、100冊以上の四季報を読破してしていること! その強みを活かし、個別の銘柄の動向はもちろん、日本・世界経済全体まで幅広い視点の見識をお持ちです。しかも、そのどれもがわかりやすく、奥が深く、面白いのです。
どんな人にオススメ?
・株式投資を始めたい人
・株式投資を始めてみたけれども、まだ不安に感じることが多い人
・教養として投資やお金にまつわる知識を得たい人
この本の、ここが読みどころ!
あなたは投資家がどんな目線で世界を見ているか、想像できますか? 一般人とは全く違う目線で世の中を見ていると思うでしょうか? 実は、そんなこともないのです。
例えば、少し前までベトナムやインドネシアの映像で、たくさんの人がバイクに乗っている映像を見たことがないでしょうか? そういうとき、投資家であれば「ヘルメットを被っている人が少ないから、日本のメーカーが参入したら、一気にヘルメットの販売数が増えるかもしれないぞ!」というふうに「気づき」を得ています。このように、ほんの少しだけ目線をズラすだけで、投資はとても身近に感じられるのです。
本書では、著者の数十年にわたる投資家・指導者としての人生から得た「投資をはじめるための最低限のマインドセット」をとことんハードルを下げて、解説しています。この1冊で、投資未経験者は初心者に、初心者はさらなる一歩を、中級者以上はあらためて投資家としての気づきを得られることでしょう!
編集者の制作秘話
著者の渡部さんは、すでに数冊著書を出されています。しかし、今回の本は渡部さんの「著者人生最大の挑戦」かもしれません。というのも、これまでは「すでに投資をしている方」に向けた著書が多かった渡部さんに、「投資未経験者+初心者」に向けて、徹底的にハードルを下げて書いていただいたからです。
とはいえ、編集者としての勝算はあります。ご自身の投資スクールでの初心者の塾生からの好評はもちろんのこと、就職講座を担当する大学生からの「話がわかりやすく、学びが多い!」という評判も伝え聞いていたからです! 書籍としては初めて形になった、渡部さんの門外不出の投資入門指南を、ぜひお楽しみください。
本の中身をちょっと読む!