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【超完全版】フルオートモードで月に31.5万円が入ってくる「強配当」株投資
答えてくれた人
KADOKAWA ビジネス2課 編集者 荒川三郎さん
著者ってどんな人?
長期株式投資さん
「日本の配当株」専門の個人投資家。1977年生まれ。2004年から株式投資を始める。2006年、ライブドアショックで痛すぎる損失を経験。以降、大型株へ投資対象をシフトするが、2008年、リーマンショックで含み損が600万円まで膨らみ「退場寸前」となる。しかし2009年、ポートフォリオを大型配当株メインにスイッチ。以降は、安定的に資産を増やし、2023年の税引き後の手取り配当額は、378万4014円と過去最高を更新。同年3月、資産1億円を達成し早期リタイアを達成。空手2段、冬でも自分の書斎に暖房は付けず精神力を鍛錬する猛者。
どんな人にオススメ?
・株式投資でなかなかリターンが出ない方
・投資に割ける時間がなかなか取れない方
・株式投資に詳しくない方
・腰を据えて資産形成に取り組みたい方
配当投資は特定の銘柄を機械的に積み立てていくだけ。知識も、時間も、元手も最低限でOKです。その代わりスピード感には欠けます。ソッコーでお金持ちになりたい方は、役に立ちません。ゆっくりと、でも着実にお金持ちになりたい方にオススメです。
この本の、ここが読みどころ!
見どころはズバリ、35~38ページ。著者の長期株式投資さんが、東証プライム企業だけにとどまらず、中小企業まで数千社の財務状況などを分析して選抜した「日本の優良企業トップ100」です!
各企業の予想PERレンジ、PBRレンジも掲載しました。要するに、指標を設けて「今が割高だから待ち」「今が割安だから買い」というのを投資初心者でも一目でわかるようにしたのです。
読者の方は、「100銘柄の中で、PER・PBR レンジで低い数値となっている時に買う」→「積み立てる」→「長く保有する」だけ。単純な作業となりますが、これだけでも大きな失敗を避け、リターンを享受できる可能性がぐっと高くなるでしょう。
編集者の制作秘話
配当金とは、株主に一定の割合で定期的に企業が振り込んでくれるお金のこと。つまり、自動でお金がもらえます。
著者様との打ち合せで「じゃあタイトルに、オートモードで〇〇万円が入ってくる、というフレーズを使いましょう」と著者さんに提案しました。
私は「ヒキのあるタイトルを付けることができたな、えへえへ」などと当時思っていたのですが、本書の「おわりに」には「編集からタイトルを提案されたとき、目が点になりました」と本音が書かれていました。著者さんが、みだりに空手を使わない方で幸運でした(笑)。
著者さんは、投資の天才では断じてありません。ひたすら努力の人。なにしろ、ビギナー時代は、含み損600万円を抱えていたくらいですから。
その凡人投資家である著者さんが、投資歴20年で積み重ねた経験と知識を凝縮したのが本書。
「私のような苦労をしないで、初心者の方でも最短で資産形成をしてほしい」という著者さんの想いが詰まっています。
給料は当然もらいつつも、オートモードで配当金が入ってくる生活……ゆっくりと、でも低リスクに始めてみませんか? 10年後には人生が変わっているかもしれません。