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著者の吉田 哲が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
「株価急落時に考える本当の「受け皿」銘柄」
求めるべきは一時ではなく長期視点の安心
足元、国内外の株価指数が急落しています。株価指数の急落は、多くの投資家の不安をかき立てます。今まさに、売るか、売らないかの二択を迫られていると感じている投資家も少なくないでしょう。
図:主要株価指数と金(ゴールド)の価格推移(日足)(2024年7月1日を100として指数化)
こうした環境の中、金融に関わる情報発信者の多くは、投資家を安心させようと、過去の株価急落時に比較的上昇率が高かった銘柄を紹介したり、株と性質が異なる投資商品を紹介したりします。
この時に目指す安心が、一時の安心か、長期視点の資産形成に資する安心か、この点は大変に重要です。また、今感じている不安の源泉が価格急落なのであれば、今後は、長期視点でできるだけ急落を避け得る銘柄の選択が必要となるでしょう。
絆創膏(ばんそうこう)を貼って得られる一時の安心ではなく、今見舞われているような急落を長期的に避けながら資産形成を進めていく策が、今まさに求められています。こうした策は、長期的な値動きを基に考察されると、筆者は考えています。