日本株の投資戦略

 日本株の投資戦略について、結論はいつもお話ししていることと同じです。日本株は割安で、長期的に上昇余地が大きいとの見方は変わりません。ちょうど日経平均が大きく下落したところですから、長期的には、良い買い場と思います。

 とはいえ、短期的にはさらなる円高が進み日経平均がさらに売り込まれるリスクもあり、注意が必要です。時間分散しながら、割安な日本株を買い増ししていくことが、長期の資産形成に寄与すると考えています。

 最後に「株トレ」新刊出版のお知らせです。ダイヤモンド社より8月1日ごろ私の新刊が出版されます。

「2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーの株トレ ファンダメンタルズ編」

 一問一答形式で、株式投資のファンダメンタルズ分析を学ぶ内容です。

 2021年12月に出版した前作「2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーの株トレ」の続編です。前作で、テクニカル分析(チャートの読み方)を学び、今回出版する続編でファンダメンタルズ分析(決算書の読み方など)を学びます。株式投資で個別株投資にチャレンジしたい方、決算書くらい読めるようになりたい方に役立つ内容です。

▼著者おすすめのバックナンバー

2024年7月25日:「半導体関連株」今、買っていい?もう遅い?(窪田真之)
2024年7月22日:円安は終わり?円高反転4つの理由。どうなる日経平均?
2024年7月18日:セブン&アイ、イオン:コロナ後の成長が見えてきた「小売株」投資戦略(窪田真之)