2004(平成16)年7月10日
NTTドコモ「おサイフタータイ」スタート

2004(平成16)年7月10日、携帯電話やスマートフォンをかざしてピッという音とともに支払いする「おサイフケータイ」がデビューしました。
携帯端末に内蔵したICチップを通じて金銭やポイントのやり取りのデータを管理する、世界初の画期的なシステムです。
開発元のNTTドコモはシステムの普及を重視して商標権を開放。ライバルのソフトバンクモバイルやKDDIも「おサイフケータイ」の名称を使っています。
電子マネーやポイントカードは種類が多く、お札は少なくても、いつの間にか財布が膨らんでいるものです。しかし、おサイフケータイを使えば、サイフはすっきり、レジで小銭のやり取りが不要になり、支払いがスムーズになる利点があります。
唯一の弱点は電池切れや故障。電池残量がゼロと表示されていても、残りわずかな電池で作動することもありますが、完全に放電したり、電池パックが外れた状態では機能しません。
2004年7月10日の日経平均株価終値は
1万1,423円53銭
※2004年7月10日は土曜のため、前営業日の終値