外貨建て商品の投資失敗を避ける3カ条

 M氏の失敗から学べる、外貨建て商品での運用失敗回避方法は以下のようになります。

 いかがでしょうか。外貨建て資産は資産運用においては有効な選択肢の一つですが、金利が高いからといってそれだけに注目しても投資がうまくいくとは限らず、やはり投資先国の状況や投資目的、資産の種類などをチェックした上で慎重に判断したいものです。

 M氏のケースからも、長期保有で分配金を得ることが投資の大きな目的であっても、価格変動の大きさには注意しながら、投資対象国を分散したり、一部株式などを組み合わせたりすることを慎重に検討するのが良いと言えるでしょう。