今日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは150.70

 ↓下値メドは150.00 

チャイナ・プラスワン:企業が事業拠点を中国に過度に集中させることによるリスクを回避するため、中国以外の国・地域に拠点を分散させて投資・事業経営すること。中国事業を維持・成長させつつ全体としてのリスクを軽減する経営戦略を指す
利下げ必要ない:ソフトランディングに必要なのは、景気刺激策よりも安定した実質金利
米利下げ慎重:アトランタ連銀総裁「最悪なのは早すぎる利下げ」
ECB:ラガルド総裁「利下げ議論はまだ早いというのがECB理事会のコンセンサス」
豪利下げ:豪景気悪化で、RBAは11月より前に利下げする可能性も

前日の市況

 2024年46営業日目のドル/円は、前日比0.40円の「円安」だった。

 3月4日(月曜)は150.02円からスタートして、東京時間朝に149.84円まで円高に動いたが下落は限定的。150円に戻したあとは着実に上昇を続け、夜遅くにこの日の高値となる150.57円をつけた。終値は150.52円。24時間のレンジ幅は0.73円。

 ドル/円は円安地合いを保ち年初来高値更新を狙える位置につけている。ただ今夜のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言や金曜日の米雇用統計発表を控えて取引は慎重だった。パウエル議長は、FRBがなぜ利下げを急いでいないのか論拠を示す見通しだ。

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成

今日の見通し

「3月の相場は、円安、円高のどちらへ動くと予想しますか?」

 楽天証券がドル/円相場の先行きについてアンケート調査を実施したところ、個人投資家の72%がドル/円は「円安/ドル高」に動くと予想していることがわかった。円安見通しは前月の60%からさらに増えた。個人投資家の円安見通しの多さは、昨年10月以来の水準まで上昇している。

 ユーロ/円は、個人投資家の65%が「円安/ユーロ高」に動くと予想している。円安見通しは前月の35%から増え、昨年10月以来の水準まで上昇している。

 豪ドル/円は、個人投資家の70%が「円安/豪ドル高」に動くと予想している。円安見通しは前月の54%から増え、昨年9月以来の水準まで上昇している。

出所:楽天証券作成

主要指標 終値

出所:楽天証券作成