昨日の動向

4月20日 米ドル/円:[始値] 81.645 [高値] 81.773 [安値] 81.475 [終値] 81.497 ※数値はBID値です。
ユーロ/円:[始値] 107.238 [高値] 107.981 [安値] 107.083 [終値] 107.754 ※数値はBID値です。
豪ドル/円:[始値] 84.360 [高値] 84.737 [安値] 84.135 [終値] 84.592 ※数値はBID値です。

4月20日の外為市場は、ドイツIFO、イギリス小売売上高の好結果、G20で欧州支援資金が4,000億ドルに達する見込みとの報道で欧米の株価は上昇し、ユーロ、英ポンド、豪ドルが上昇し、米ドルと円は軟調に推移しました。

東京時間は、特段大きな材料もなく終始小動きに推移しました。

欧州時間は、ドイツのIFO、イギリスの小売売上高が軒並み市場予想を上回り、またG20で欧州支援資金が前日の3,200億ドルを上回る4,300億ドルの資金が確保されたことで、欧米株は軒並み上昇し、ユーロ、英ポンド、豪ドルはそれぞれ上昇しました。

米国時間は、米ドル円はクロス円の上昇に連れる形で、81.773まで上昇しました。しかしその後は、米株価が軟化し、81.497でクローズしました。

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日の展望

【米ドル/円】
米ドル/円は、今週25日にあるFOMC(米連邦公開市場委員会)や27日には日銀金融政策決定会合も控えており、本日は米国経済指標もなく上値も下値も限定的となり方向感の出ずらい展開となりそうです。

想定レンジ 81.40-82.00

【ユーロ/円】
先週末に開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議では、IMFの資金基盤について4,300億ドル超増強することで合意され、当初観測されていた4,000億ドルを上回る結果となった。しかし数値自体にインパクトは無く上値が重く、108円ちょうどがレジスタンスとなっております。

想定レンジ 107.00-108.50

【豪ドル/円】
株価も上値が重く、豪ドルは対ドルで足踏みしていることもあり、豪ドル円は4月10日から85円台を目指す展開が何度かありましたが、全て失敗に終わっており、当面85円ちょうどがレジスタンスとなっており上値の重い展開となりそうです。
また先週17日に付けた安値82.80付近がサポートとなりそうです。

想定レンジ 84.00-85.00

テクニカル

【米ドル/円】
レジスタンス:81.80 82.0
サポート:81.30 81.10

【ユーロ/円】
レジスタンス:107.80 108.00
サポート:107.00  106.50

【豪ドル/円】
レジスタンス:84.60 84.80
サポート:84.10

下記各5分足チャートは、当日 10:00 現在のものです。
コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

チャート1:米ドル/円 5分足チャート

チャート2:ユーロ/円 5分足チャート

チャート3:豪ドル/円 5分足チャート

本日の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
16:30 (独)製造業PMI【速報値】 49.0 48.4
16:30 (独)サービス業PMI【速報値】 52.3 52.1
17:00 (欧)製造業PMI【速報値】 48.1 47.7
17:00 (欧)製造業PMI【速報値】 49.3 49.2
21:30 (加)卸売売上高 -0.2% -1.0%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します

経済指標はこちら