今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは144.95円
↓下値メドは143.15円
ロシア:対ロ経済制裁はウクライナ戦争を終わらせるほどの効果を上げることができなかった
ECB:カザークス・ラトビア中銀総裁「FRBが利下げしたあともECBは利上げを続けるだろう」
ECB:ビルロアドガロー理事「利上げの最終局面に近づいている」
欧インフレ:食料品やエネルギーよりもインフレの二次的効果を懸念
円安:日本の機関投資家、2カ月連続で4兆円の米国債購入
市況
この日の外国為替市場のドル/円は、小幅ながらも上昇した。海外市場では144円台前半まで下落する場面もあったが、FOMC議事録が公表されたあとは再び買いが優勢となった。FOMC議事録では、参加者ほぼ全員が、今後さらに利上げが必要との認識であることが明らかになった。内容が予想よりややタカ派的トーンだったため、ドルは144円台後半に戻した。
7月5日(水曜)のドル/円は、前日比「円安」。24時間の値幅は0.65円。
2023年133営業日目は144.42円からスタート。東京時間夕方144.74円まで上昇したが、145円台乗せは3日連続で失敗に終わった。海外市場では夜遅くには144.08円まで下げたが、FOMC議事録のタカ派的内容を受けて再び反発した。終値は144.67円(前日比+0.21円)。
ドル/円は日本銀行の緩和姿勢と通貨当局の介入警戒感の綱引きで上下が抑えられる状況。今週発表される米雇用統計まではレンジ脱出のきっかけになりそうだ。
レジスタンス:
144.74円(07/05)
144.70円(07/04)
144.91円(07/03)
サポート:
144.08円(07/05)
143.98円(07/03)
143.72円(06/28)