2023年6月の保有額:17万1,165円
6月は為替が円安に進み、世界的に株価が堅調な1カ月でした。バリュー株や新興国株など、これまでハイテク株に劣後していた銘柄群も大幅に上昇。保有投資信託の6月の運用益÷前月末残高の月間騰落率は+7.66%、連載開始からのトータルリターンは+31.74%です。
eMAXIS Slim全世界株式の前月比は+7.64%、同期間のトータル+18.81%でしたので、通算では大きく上回っています。
1946年以降、S&P500種指数が1~6月に+10%超の上昇した場合、年後半は上昇18回・下落4回と好成績です。この場合の年後半は平均+11.6%となっており、2023年は7~9月に一時的な落ち込みがあったとしても、後半に盛り返し、年末に向けて上昇する展開になると考えています。
なお、株式投資関連の書籍で有名なジェレミー・シーゲル教授が、「AI関連銘柄の高騰に対して、まだバブルの領域ではなく、ITバブルと比較して実体のある収益に裏付けられている」という旨を述べていました。
先月はFRB(米連邦準備制度理事会)高官からタカ派発言が相次いで、AI関連銘柄は上昇一服となりましたが、利上げ停止期間に入ったら再び力強く上昇する可能性があると考えています。