NISAという少額非課税投資制度があります。2023年の利用限度額は、一般NISAが120万円、つみたてNISAが40万円です。

 しかし、2024年からはNISA制度の抜本的拡充・恒久化する予定であり、格段にパワーアップ。最大で年360万円、生涯1,800万円まで、さらに売買益が非課税になります。

 株式や投資信託での投資は、2023年2月時点では通常20.315%(復興特別所得税含む)の税金が必要となります。例えば+100万円の場合、20万3,150円の税金が発生し、確実なデメリットです。しかし、NISAなら無税になるので、着実な資産形成に役立ちます。

 NISAで購入した株式・投資信託は信用取引の代用有価証券にならないという側面がありますが、信用取引を利用しない方にとっては無関係です。

NISAでは投資信託、株式のどちらも有力!ニーズに応じて選択

 NISAで何に投資するべきか。初心者の方におすすめなのは、投資信託の積立投資です。

 2024年からの数年は辛い時期となる可能性がありますが、長い年月の積立投資の場合、最初の数年間は保有残高が少ないので、その時期のパフォーマンスは生涯の成否に対して大きな影響はありません。

 保有残高が積み上がり、積み立てを止めた前後のラスト数年間のパフォーマンスが決定的に重要ですので、初期に調子が悪くても、ひたすら積み立てれば報われる可能性が出てきます。

 特に銘柄に全くこだわりがない場合、楽天・全世界株式インデックスファンドなど、全世界株式に連動する投資信託がおすすめです。

 アップサイド・ダウンサイドの双方で揺れ動きますが、バイ&ホールドすれば、20~30年という長期では世界経済の成長に伴い、着実な成果を期待できます。

 また、日本株については個別株でアクティブ投資、外国株式はつみたてNISAで投資という戦略も有効です。

 例えばeMAXIS Slim全世界株式(除く日本) は、日本株を除く世界全体の株価に連動する投資成果を得られます。

 日本株について我々は情報を得やすい立場にあり、機微の変化を察知して、これから伸びる企業を発掘することも、海外に比較すると難易度が低い側面があります。

 したがって、外国株についてはインデックス投信、日本株については個別株投資でアクティブ運用を行う場合は、日本株を除く世界株投信も有力な選択肢です。

 2024年の新しいNISAでは、一つのNISA口座で個別株・投信の両方に投資できるようになるので便利になります。

 その他、今年に限っては米国株のリバウンドが期待できるため、楽天・全米株式インデックスファンドも候補だと考えています。

 数年以内に2009年からの長期上昇トレンドが終了するリスクがありますが、2023年半ば~2023年末までは大局的に上昇が続くのではと考えています。

 短時間で資産形成を試みる場合、個別株式に投資する一般NISAの利用も選択肢です。

 投資信託では長期的に期待できるのは年率+5%~+7%程度なので、多額の資産を形成するためには元手が大きくないと厳しい側面があります。短期間で大きな成果を上げたい場合は、一般NISAでの個別株投資が選択肢です。

楽天ポイントはつみたてNISAでの投信積立、NISAでの投信購入に利用可能!

 楽天証券の場合、楽天ポイントを一般NISA、つみたてNISAの投資に利用できます。キャッシュアウトを防ぐことができる大きなメリットがあり、2024年以降の新NISAにも利用できる予定です。

 投資信託、株式のいずれでも楽天ポイントを使えるので、コツコツ積み立てタイプの投資家から、アクティブ投資家まで、幅広いユーザーにとって利用価値が高いです。

 つみたてNISA、積立買付ではポイント投資ができない証券会社もある中で、楽天証券ならNISAでもフルにポイント投資が可能となっており、多様なニーズに対応してユーザーフレンドリーです。

楽天ポイントは日常生活で貯めやすい

 楽天ポイントは通算付与数が3兆ポイントを突破しており、貯めやすいポイントとなっています。

 楽天市場でのお買い物だけではなく、楽天カード、楽天ペイ、楽天Edyなどのキャッシュレス決済を利用することで、日常の生活費の支出でも貯められます。

 楽天カードでチャージした楽天ペイなら1.5%還元となり、2023年の状況ではパワフルな高還元です(内容・手順の詳細)。

 多くの方にとって年間100万~200万円程度は、キャッシュレス決済を利用するシーンがあると考えます。1%還元でも1~2万円相当、1.5%還元なら1.5万~3万円の還元を受けられます。

 また、共通ポイントの楽天ポイントカード、ポイントサイトのRebates、スマホアプリの楽天チェックやSuper Point Screen、楽天銀行・楽天証券、楽天ウェブ検索、楽天リワードなど、幅広いシーンで着実に貯められます。