透明性に欠ける中国をどう理解するか
「中国は一体何を考え、何をやろうとしているのか?」
中国の動向を注視する政府や市場関係者、仕事や生活で中国と特に関係がなくても、隣の大国の様子が何となく気になる人々から、しばしば投げかけられる質問です。
端的に言えば、中国は透明性に欠ける、ということでしょう。
中国だけでなく、政府当局が発表する内容は往々にして自らに有利なことや自らが言いたいこと、やりたいことなどに集中することが多く、政府の首長や官僚が自らの欠陥、弱点などを進んで公言する風潮のある国は少ないと思います。問題は、そんな権力をチェックする存在があるかどうか、チェック行為が制度的、政策的に許されているかどうかにほかなりません。それによって、権力を持っている側の言動は全く異なってきます。
中国では、報道や言論の自由が著しく制限されているため、政府は自らに有利なことや言いたいことを言いっぱなしにしています。それに対して、野党やメディア、学者らが異なる見解を発表したり、異を唱えたり、あるいは一般市民がソーシャルメディアで政権批判をし、習近平(シー・ジンピン)総書記の発言がネット上で「炎上」したりすることも基本的にありません。
権力を保持する側、それをけん制・批判する側、そんな権力者たちのやり取りを監視する側、社会にいろいろなプレイヤーがいて、さまざまな立場や、角度、視点から自由で公正な議論がなされている状態、それを透明性というのだと思います。その意味で、昨今の中国を客観的に理解するためには情報が少なく、透明性に欠ける。だからこそ、外界は中国に対して「何を考えているのか分からない」という疑念と不信を抱かざるを得ない。
等身大の中国を知るためにはどうすればいいのか。私のような中国研究をなりわいにする人間にとっては、永遠の課題です。




















































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