今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは139.08円
↓下値メドは134.55円
ドル安:FOMCの利上げ予想が1.00%以上にならない限り、これ以上のドル高起こりにくい
欧州:シェンゲン協定にブルガリア、クロアチア、ルーマニアが参加
米雇用市場:Uberなど単発請け負いの「ギグワーカー」、従業員と分類する方針へ
節ガス:EU圏全体のガス使用量15%減。スウェーデン50%減、ドイツはわずか7.4%減
原油:サウジ、中国:原油価格安定に向け協力
ポンド:英企業の倒産率:昨年の2倍に;過去10年で最悪
BOE:量的引き締め完了までに5年から10年必要
中国コロナ:コロナ陽性検査の増加が地方政府の財政を圧迫
中国:新築販売価格、14カ月連続で下落
英国:経済見通し、非常に暗い
この日のドル/円に方向感が乏しかったのは仕方がない。今週はいわゆるブラックアウト期間といって、FOMC(米連邦公開市場委員会)メンバーの金融政策に関する発言が禁じられている。
しかし、来週は非常に忙しくなりそうだ。FOMCをはじめとして、ECB(欧州中央銀行)、BOE(イングランド銀行)、SNB(スイス)、ノルウェー中銀、メキシコ中銀が今年最後の政策金利を発表する。日銀は10-12月の短観。そして、最近は米雇用統計よりもマーケットを動かす米CPIの発表はFOMCの政策金利発表と同日だ。
パウエルFRB議長FRB(米連邦準備制度理事会)議長は、インフレを下げるためには「労働市場の減速」が必要だと考えている。しかし、先週金曜日(2日)に発表された米11月雇用統計は、市場予想よりも強かった。果たしてFOMC(米連邦公開市場委員会)は、利上げ幅を0.5%に減速するのか、それとも雇用市場の熱を冷ますために0.75%のペースを続行するのか。当局からの最新情報を得ることができないなかで神経質な動きが続くだろう。
12月7日(水曜)のドル/円は3営業日ぶりに「円高」。
1日のレンジは136.22円から137.86円。値幅は1.64円。
2022年243営業日目は136.94円からスタート。高値は東京時間夕方につけた137.86円。その後は米長期金利利回りの低下と共に円高に動き、明け方には136.22円まで下げて安値をつけた。終値は136.60円(前日比▲0.44円)。
レジスタンスは、
137.05円(200時間移動平均)
137.86円(12/07)
138.10円(12/01)
サポートは、
136.22円(12/07)
135.96円(12/06)
134.13円(12/05