今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは139.90円
↓下値メドは132.35円
IMF:2023年は「世界的景気後退」。高インフレで金融政策の援助は期待できない
米雇用:NY市、デリバリー従業員の最低賃金を引き上げ。ウーバーにマイナス材料
NOPEC法案:サウジなど産油国を独禁法で米国の裁判所に訴えることを認める法律
中国:自動車輸出、世界第2位の地位固める(1位日本、ドイツは3位に後退)
ポンド:成長戦略なき緊縮財政で英国から投資マネー流出の恐れも
ポンド:エネルギー・ウィンドフォール税を25%から35%へ増税。450億ポンドの税収見込む
移民問題:フランスとイタリアが移民問題で衝突:イタリアは欧州の移民の70%受け入れ
米金利:フィラデルフィア連銀総裁「当面の間、引き締め水準の金利を維持」することを支持
南ア:ラマポーザ大統領が不正事件で辞任か。後任者不在で政治大混乱も
インフレ:ブラジル銀行総裁「低金利と低インフレの時代は終わった」
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は、インフレを下げるためには「労働市場の減速が必要」だと考えている。しかし、先週金曜日(2日)に発表された米11月雇用統計は、市場予想よりも強かった。FOMC(米連邦公開市場委員会)は今月の会合で、利上げ幅を0.5%に減速するのか。それとも雇用市場の熱を冷ますために0.75%のペースを続行するのか。
今週は、ブラックアウト期間といって、FOMCメンバーの発言が禁じられているため、金融政策に関する当局からの最新情報を得ることができない。FOMCの方針がはっきりしないなかで、神経質な動きが続くだろう。
12月5日(月曜)週明けのドル/円は大幅に「円安」。
1日のレンジは134.13円から136.86円。値幅は2.74円。
2022年241営業日目は134.51円からスタート。東京時間昼前の134.13円が安値。
先週の米雇用統計に続いてこの日発表された景気先行の非製造業ISMも強かったことで海外時間からは一段と円売りが強まり、135円台をクリアして136円台に突入、明け方には136.86円まで円安に動いた。終値は136.79円(前日比+2.47円)。
米11月雇用統計は強く、FRBがインフレ高止まりの理由とする平均労働賃金は予想以上の上昇が確認された。FRBのタカ派姿勢は緩むことがないとの考えで、米長期金利利回りは上昇。NY株式市場は下落し、ドルが買われた。ドル/円はパウエルFRB議長の発言後に下げた分の50%以上を1日で取り戻した。ただ、パウエルFRB議長発言前の138円台にはまだ距離がある。
レジスタンスは、
136.86円(12/05)
138.10円(12/01)
138.25円(200時間移動平均)
139.90円(11/30)
サポートは、
134.13円(12/05)
133.62円(12/02)
132.93円(08/16)