2022年11月の保有投資信託~騰落率ベスト10
2022年11月1日から11月30日までに新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。
NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)は、国債や社債以外の株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(リート:不動産投資信託)など、全て購入できるので、つみたてNISAで買えるもの、iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)で買えるものに、それぞれマークを付けています。ご参考ください!
*騰落率:投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。
騰落率:58.71%
どんなファンド?
中国のテック企業を中心としたFactSet ATMX+指数の2倍の値動きを目指す投信です。為替ヘッジ付きなので、円高・円安の影響は受けませんが、ヘッジ・レバレッジをかけるコストが発生します。
組入上位銘柄は、Trip.com、シャオミ、JD.com、アリババ、ネットイース、NIO、テンセント、メイトゥアン、バイドゥなど、中国有数の大手IT系企業です。
まつのすけコメント
11月は中国のハイテク企業が大きくリバウンドしました。6月下旬をピークに長らく下落してきましたが、この状況が続くか注視します。レバレッジ型投信は、上げたり下げたりを繰り返すと減価する性質があるので、ボックス相場(株価が一定の範囲内で変動する相場。相場が読みにくいときに現れる)には不向きな投信です。
騰落率:21.43%
どんなファンド?
同じく、中国のテック企業を中心としたFactSet ATMX+指数に連動するインデックス投信ですが、こちらは為替ヘッジがありません。組入銘柄は一つ上の投信と同様です。11月は円高が進んだ結果として、為替ヘッジなしのレバレッジ型投信と比較して大きく劣後しました。
まつのすけコメント
レバレッジなしの信託ですが、値動きは非常に荒く、2021年のピークから半分近い暴落→+80%近い暴騰→再び暴落→過去1カ月は反発……とジェットコースターのような様相を呈しています。リスクが高い点に、注意が必要です。
騰落率:19.18%
どんなファンド?
中国籍、香港籍もしくは主に中国に活動拠点を置く企業の株式(預託証書などを含む)を主要投資対象とするアクティブ投信です。為替ヘッジはありません。組入上位銘柄は、グイジョウ・マオタイ、テンセント、CSPC ファーマスーティカル、ネットイース、ピンアン・インシュアランス、アリババ、平安銀行、招商銀行、友邦保険控股、メイトゥアンです。
まつのすけコメント
ファンダメンタルズとキャッシュフローの側面で、バリュエーション(企業価値)が魅力的な企業がそろっており、中国株・香港株が買いという意見は徐々に増えています。しかし、個人的には、心理的に大きな抵抗があり、保有ウエートは最小限にとどめます。
4位 香港ハンセン指数ファンド
騰落率: 15.38%
どんなファンド?
香港の取引所に上場している株式に投資し、ハンセン指数(円換算ベース)に連動する投信です。組入上位銘柄は、HSBC、AIAグループ、アリババ、テンセント、メイトゥアン、中国建設銀⾏、中国移動、中国⼯商銀⾏、香港証券取引所、JD.comです。
まつのすけコメント
香港ハンセン指数も長らく下落していましたが、過去1カ月はリバウンドしました。経済再開の方向性が進めば、また、中国のゼロコロナ政策が緩和されれば、プラスとなる可能性があります。
騰落率: 10.75%
どんなファンド?
日本を除くアジア諸国の株式に投資するアクティブ投信です。組入上位銘柄は、サムスン電子、TSMC、AIAグループ、ICICI銀行、メイトゥアン、アクシス銀行、ユナイテッド・オーバーシーズ銀行、アリババ、チャイナ・リソーシズランド、香港証券取引所です。
まつのすけコメント
バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイが購入したTSMC(台湾積体電路製造股フン有限公司)が組入上位銘柄です。半導体は良くないニュースが多いのですが、株価はそのような状況で底打ちすることが多いので、半導体株には注目しています。
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