積立投資の不利パターン(2)
次に(2)の「一度上昇したのち下落する」パターンを見ていきましょう。
積み立てを開始したときの基準価額は1万円。その後の2カ月は基準価額が毎月1,000円ずつ上昇したのち、毎月1,000円ずつ下落。最終的に開始時の1万円まで戻ったと仮定します。
最終的な評価額は、最後の月の基準価額が1万円まで戻ったので、次のようになります。
・ケースA:5万0,000円(5万0,000口×10,000円÷10,000)
・ケースB:4万6,156円(4万6,516口×10,000円÷10,000)
そしてリターンは、ケースAが0%、ケースBは▲7%になりました。