※この記事は2022年7月2日に掲載されたものです。
こんにちは! 家計再生コンサルタントのファイナンシャルプランナー・横山光昭です。我が家では「家族全体で月に一度、マネー会議をする」という、ちょっと変わったマネー教育を実践しています。そこで、私の著書『子どもが10歳になったら投資をさせなさい』の中から、我が家のこれまでの「マネー会議」の議事録を公開します。お金について、いつから、そしてどんなふうに教え始めるか、のヒントになると幸いです。
議事録1:「家族マネー会議とは?」
議事録2:「おこづかい値上げ交渉」
議事録3:「なぜお金をプレゼントしてはいけないのか?」HERE
議事録4:「一眼レフは必要か?」
議事録5:「塾は必要か?」HERE
番外編6:「マネー会議の始め方」
なぜお金をプレゼントしてはいけないのか?
お年玉のような、普段もらいつけていない大金をいきなりもらうと、子どものテンションもアップして、つい楽しく散財してしまいがちです。ただし、それを「子どもだからしかたないか…」と容認するのも良くないと私は思っています。おこづかいをもらっている期間中は、お金の使い方を訓練する期間。よって、お金の使い方に親が口出しする権利もあるのです。
お年玉をもらったとき、親が全額預かってしまうことは、失敗をさせないためには有効です。しかし、失敗しないまま大人になるより、失敗した後、振り返りをして、何がいけなかったのか、どうすべきだったのかを考えさせる、いいチャンスが巡ってきた、と考えたほうが前向きで、良い結果を生みます。
コツは、間違った使い方をした後、しばらくしてから、「あれはどうだった?」と自分で考えられるような問いかけをしてみること。たいていの子どもたちは内心「失敗したナ…」と思っているので、その場で叱りつけるよりも、素直に反省したり、自分なりに考えたことを話してくれる可能性が高まります。
お金をどう使うかは、どう生きるかと同じ事です。お金に関する価値観づくりを通じて、自分の人生を構築するための「自分軸」をつくる手助けをしてあげてください。
議事録1:「家族マネー会議とは?」
議事録2:「おこづかい値上げ交渉」
議事録3:「なぜお金をプレゼントしてはいけないのか?」HERE
議事録4:「一眼レフは必要か?」
議事録5:「塾は必要か?」HERE
番外編6:「マネー会議の始め方」
▼Profile
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家計再生コンサルタント。 株式会社マイエフピー代表取締役社長。お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、家計の問題の抜本的解決、確実な再生をめざし、個別の相談・指導に高い評価を受けている。著書に『一生お金に困らない!13歳からの3000円投資生活』『ど素人の私でも死ぬまで困らないためのお金の増やし方を教えてください』『脳育ワーク おかねとよのなか』『記入式 日本一やさしい 老後のお金の増やし方』などがある。 |