今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは116.05円
↓下値メドは114.25円
[中国] 中国が成長減速のおそれ。高インフレが引き起こす金利上昇が深刻な脅威に
[新型コロナ] 利益率の高い商品をテイクアウトにしたレストラン業界が繁盛
[カナダ] カナダ銀行総裁、1月の利上げ見送り理由は「オミクロン感染」
4日(金曜)のドル/円は「円安」。24時間のレンジは114.77円から115.43円。値幅は0.65円。
2022年の25営業日目は114.94円からスタート。東京時間の夜遅く、米雇用統計の発表前につけた114.77円がこの日の安値。1月の雇用統計はNFP(非農業部門雇用者)の増加数が予想を遥かに上回り、米長期金利は1.93%近くまで上昇。ドル/円は未明に高値115.43円をつけました。終値は115.19円(前日比+0.21円)。
先週の為替Walkerで、仮にNFPがマイナスに落ち込むような悪い結果になれば、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げ中止はないとしても、来月0.5パーセント利上げのチャンスは限りなくゼロになる、と書きました。しかし、結果はサプライズの強さ。3月0.5パーセントの可能性は再び高まりました。それでも、ドル/円は116円台に乗せられない。
レジスタンスは、115.68円(1月28日高値)、116.00円、その上は116.35円(1月4日高値)。
サポートは、114.84円(200時間移動平均)、114.00円。
4日のユーロ/円は「ユーロ高」。24時間のレンジは131.39円から132.09円。
ECB(欧州中央銀行)の利上げ予想を取り込みながら上昇を続けるユーロ/円。安値は東京時間朝の131.39円で下げは限定的。未明までかけて132.09円まで上昇して高値としました。終値は131.92円(前日比+0.39円)
レジスタンスは 132.60円(21年11月高値)、133.48円(21年10月高値)。
サポートは、131.00円、129.40円(200時間移動平均)、129.05円(3日安値)。